大林組CSR報告書 2009
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34●●●OBAYASHI Corporate Social Responsibility多種多様な生物との 共生を目指す生態系保全 人は生態系から大きな恩恵を受けながら生活しています。一方、生態系は人間社会からの負荷により、大きな影響を受けています。 私たちは、緑地整備などの工事や設計・提案・研究開発などを通して、生態系保全に努めています。また、建設現場および周辺地域における負荷の低減にも取り組んでいます。・建設現場で生態系へ配慮 65の建設現場で周辺状況などを考慮し、自社の環境マネジメントシステムに定めた「自然環境・生態系の変更を抑制する」活動に取り組みました。 「生物多様性に関する方針」(下コラム参照)の社内周知と実践を推進します。今後の取り組み2008年度の取り組み・成果「生物多様性に関する方針」を策定生物多様性は、人間や動植物を含むさまざまな生物が持続するための基盤であり、未来世代に引き継ぐべき財産です。生物多様性は人間の社会活動に恩恵をもたらすとともに、地域独自の豊かな文化と暮らしの安全性を支えてきました。私たちは「大林組環境方針」に基づき、自社の活動が生物多様性に与える影響を認識し、さまざまな事業活動を通じてその負荷の低減と生物多様性の保全に取り組みます。技術研究所(東京都)敷地内に整備した研究用のビオトープでクロスジギンヤンマ(東京都で希少種相当)を観測■調査研究■建設現場での生態系保全の活動例(2008年度)動物などへの配慮・建設現場内の希少動物を影響範囲外へ移動・光が現場外に漏れないよう屋外照明を内向きに設置・低騒音・低振動の建設機械を使用 <希少猛禽類>・営巣木への影響回避のため建設工事方法を変更・繁殖期に配慮した工事スケジュールを計画・実施・色・光・音などの刺激の低減対策を実施 <魚類など>・河川内の建設工事で水質汚染防止用スクリーンを設置・海や河川に流入する工事排水の水質管理を徹底植物などへの配慮・既存樹木伐採範囲の最小化のため建設工事の方法や手順などを変更・建設現場内の希少植物の移植、モニタリング、復旧・土が露出した斜面や盛土に在来種緑化を誘導その他・熱帯材型枠の使用削減による熱帯林の保護建設現場(愛知県)内に生息していたナガレホトケドジョウ(絶滅危惧種)を*3非改変区域へ放流宅地造成工事(愛知県)で、元の雑木林を調査して保全すべき樹木を選定し、造成地内の計画緑地に移植<生物多様性に関する方針>1.事業活動を通して生物多様性の保全と生物資源の持続的活用に貢献する。2.生物多様性の保全に寄与する技術を積極的に社会に提案するとともに、自然を活かし自然と共生する有効な技術開発を行う。3.省エネルギー、省資源、*23R、グリーン調達、有害化学物質対策等により持続的な発展が可能な社会づくりを推進し、生物多様性への環境負荷の低減に努める。4.自社施設での生物多様性の保全に努める。5.生物多様性への取り組みの実効性を上げるため、社会とのコミュニケーションに努める。6.環境教育、広報活動などにより、生物多様性を育む意識の向上に努める。*23R:廃棄物のReduce(リデュース:発生抑制)、Reuse(リユース:再使用)、Recycle(リサイクル:再資源化)。*3非改変区域:建設工事による地形の変更などが行われない場所。クロスジギンヤンマ
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