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No.51 「バイオミミクリー」 2009年  
No.51 「バイオミミクリー」 2009年
バイオミミクリーは、自然界の生物のさまざまな能力にまなび、優れたデザインや問題解決のヒントを引き出そうとするものです。
16世紀に、レオナルド・ダ・ヴィンチが鳥の飛翔方法を分析し空を飛ぼうとしたことは、その当時のバイオミミクリーのひとつといえるでしょう。現代においては、決して汚れることのないカタツムリの殻の構造を活用した汚れないタイルを生み出したり、群れをなしながらも衝突せずに泳ぎまわる魚の機能を道路交通システムに活用するなど、その応用の範囲は拡大しています。

何百万年もの間に、それぞれの環境条件に巧みに適応し、自然と調和して生きる動植物。彼らの知恵を学ぶことは、私たちが今直面している環境問題をはじめ、さまざまな問題解決の糸口になると共に、都市と自然との融合といった未来への視点につながっていくのではないでしょうか。本号では、国内外におけるバイオミミクリー研究の最新事例や成果を広く紹介すると共に、建築や都市分野における活用の可能性について考察をおこなっています。
目次

グラビア・建築のバイオミミクリー:自然は技師である
バイオミミクリー:自然に学び、自然と調和して生きる
  アンドリュー・パーカー(オックスフォード大学名誉研究フェロー)
真似るヒト・真似ないサル:模倣と人間の文化をめぐって
  長谷川眞理子(総合研究大学院大学先導科学研究科教授)
  樺山紘一(東京大学名誉教授、印刷博物館館長)
自然のすごさを賢く活かす:ネイチャーテクノロジーの世界
  石田秀輝(東北大学大学院教授)
ネイチャーテクノロジーの卵たち:未来へつながる自然の知恵・システム
  石田秀輝、ネイチャーテック研究会
都市と建築のバイオミミクリー
  藤森照信(東京大学教授、建築史家・建築家)
大林組プロジェクト 虫と野菜に学ぶ「樹冠都市」構想
  大林組プロジェクトチーム
  監修・協力:藤森照信・藤本壮介(建築家) バイオミミクリー協力:石田秀輝
シリーズ 藤森照信の 『建築の原点』B ジェンネの大モスク
「バイオミミクリー」の事典

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