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技術研究所の太陽光発電施設で東京消防庁の安全研修に協力

約770枚の太陽光パネルが設置された技術研究所本館テクノステーション屋上で、発電設備の説明を⾏う⼤林組技術者

約770枚の太陽光パネルが設置された技術研究所本館屋上で、発電設備の説明を⾏う⼤林組技術者

7月7、8日、大林組技術研究所(東京都清瀬市)において、東京消防庁 清瀬消防署をはじめ第八消防方面内各署の職員約120人が参加した太陽光発電設備の警防視察(研修会)が行われました。

警防視察とは「有事の円滑な消防初動体制を確保することを目的に実施する視察」です。今回は、近年急速に普及している太陽光発電設備の、火災時における対応を学ぶことを目的としています。

太陽光発電設備は光がある限り発電し続けます。条件が合えば、夜間でも「火災の炎の光」で発電することがあり、導線には400Vの電気が流れます。正常な状態であれば、太陽光パネルやケーブルに触れても感電することはありませんが、火災発生時、パネルのガラスが破損したりケーブルが断線している中、発電し続けているパネルがあると、消火活動中に導線に接触した隊員が感電する恐れがあります。

火災中の注意事項として「パネルに触れてはいけない」「ケーブルは切断しない」「取り外したパネルは裏返すか遮光シートをかぶせる」などを説明しました

火災中の注意事項として「パネルに触れてはいけない」「ケーブルは切断しない」「取り外したパネルは裏返すか遮光シートをかぶせる」などを説明しました

警防視察では、まず大林組の技術者が設備概要や防火安全対策に関する技術講演を実施しました。その後、太陽光パネルが設置された本館テクノステーション屋上に移動し、発電設備の実機の説明を行いました。

視察後、参加した隊員からは「炎と闘う傍らに潜む感電リスクに漠然と不安を抱いていたが、実際の設備を見ながら危険なポイントについて具体的な説明を聞くことができ、現実の問題としての理解が深まった」との感想が寄せられました。

また、講師、案内役を務めた大林組技術者も「実際に消火に当たられる隊員の声を聞き、リスク管理の観点から学ぶことも多く、研修会への協力は大林組にとっても有意義な取り組みだった。今後の設備設計に反映させたい」と述べました。

大林組はこれからも、消防署や地元消防団の訓練への安全協力などのさまざまな活動を通じて、地域社会の一員としての責任を果たしてまいります。