RCD工法

セメント量を少なくした超硬練りのコンクリートをダンプトラックで運搬し、ブルドーザで敷き均して、その上から振動ローラで締め固めることによってコンクリートの打設を行う工法。それまでの現場配合コンクリートをケーブルクレーンなどで現場内に運搬し、インナーバイブレータで締め固める工法に比べて薄く広い面積で大量打設が可能となり、施工性が飛躍的に向上するとともに、ブルドーザ、振動ローラといった汎用建設機械を使用することでダム建設専門の機械を持ち込む必要が少なくなり、ダム建設コストの縮減にも寄与する工法である。