トンネルの脚部補強工には、長尺先受工で常用されているAGF鋼管(φ114.3mm)をよく用いるが、付着抵抗は小さくなっている。本工法では、表面に凹型の溝が加工された段付き鋼管を採用することにより、付着抵抗を大幅に増大している。これにより、トンネル脚部に施工するフットパイルやサイドパイルの支持力をアップさせ、補強工を増大させることができる。