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マイクログリッド
つくる、
とどける

マイクログリッドエネルギーの地産地消、スマートに効率的にとどける

マイクログリッド
マイクログリッドとは、大規模発電所の電源供給に頼らず、コミュニティでエネルギーの供給源と消費施設を持ち地産地消をめざす、小規模なエネルギーネットワークシステムです。
大林組は、2011年から、技術研究所で太陽光発電などを用いたマイクログリッドの研究を行っています。

大林組のマイクログリッド

大林組技術研究所内にグリッドを構築

マイクログリッド(小規模電力網)とは、エネルギー供給源と消費施設を一定の範囲でまとめて、エネルギーを地産地消する仕組みのことです。エネルギーの供給には、太陽光や風力といった再生可能エネルギーなどの「分散型電源」が利用されます。

大林組は、2011年に、東京都清瀬市の技術研究所本館テクノステーションに太陽光発電システムやリチウムイオン電池、熱電を供給するコージェネレーションシステムなどを設置し、商用電力などと組み合わせてマイクログリッドを形成しました。さらに2015年には、改築した実験棟屋上に太陽光パネルを新設、また、ガスエンジン発電機やレドックスフロー電池も新たに組み込み、電源を拡充しました。

これらの発電・蓄電装置を用いたエネルギーシステムを、開発したエネルギーマネジメントシステム(EMS)によって電力の需給予測などを行いながら最適に制御することで、再生可能エネルギーを最大限活用する仕組みとしています。

大林組のマイクログリッド

マイクログリッドは、地域の状況に応じた再生可能エネルギーの最大化によって、カーボンニュートラルを実現するための有力な技術であり、その重要性はますます高まってくることが予想されます。

大林組は、今後もマイクログリッドの実証研究を進め、お客様の脱炭素化ニーズに応えていきます。

水素エネルギーの電力化
水素エネルギーの電力化

2017年には、水素エネルギーの利活用に向けた実証施設を構内に構築。再エネ由来のグリーン水素と酸素の化学反応によってつくられた電気は構内で使用している。実証で得られた知見やノウハウを大分県やニュージーランドの水素事業に活かしている。

事業紹介

大林組のグリーンエネルギー事業と実証中の
取り組みを紹介します