礎の時代

1922年(大正11年)

大阪毎日新聞本社

大阪毎日新聞本社

この年

東京株式市場の株価暴落に端を発した戦後不況により、建設業界も倒産する会社が相次いだ。一方、大林組は多くの美術建築を手がけ、なかでも大阪毎日新聞本社はこの時代の代表的な建築物とされている。初めてプラスター(石膏)を使用した大阪商船神戸支店も、この年の特筆すべき建築物である。ビル建築時代の幕開けは、アメリカからの強い影響で始まった。

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  • 大阪毎日新聞本社
  • 大阪電燈春日出第2発電所
  • 大阪商船神戸支店
  • 日本海上保険本社

1922年の大林組

1月
大阪電燈春日出第2発電所竣工
2月
国勢院庁舎竣工
3月
大阪毎日新聞本社竣工
4月
大阪商船神戸支店竣工
6月
日本海上保険本社竣工
6月
富山紡績富山工場竣工
9月
十五銀行福岡支店竣工
10月
信越電力中津川第2発電所竣工
10月
造幣局本館増築竣工

社会の出来事

2月
江崎(のちの江崎グリコ)、栄養菓子「グリコ」を販売
11月
エジプトの「王家の谷」でツタンカーメンの墓を発見
12月
ソビエト社会主義共和国連邦成立
ライスカレー・コロッケ・トンカツが大正の三大洋食といわれる
大日本除虫菊が、渦巻き型蚊取り線香を発売

建設業界の動き

3月
大阪毎日新聞社竣工
4月
改正鉄道敷設法公布
5月
内務省に都市計画局設置
7月
帝国ホテル完成(設計:フランク・ロイド・ライト)
東洋陶器(現・TOTO)、ストール便器を製造