溶接ロボが活躍する建設現場で機関投資家・アナリスト向け見学会を開催

株主・投資家情報

ロボット溶接の仕組みとオペレーション方法について説明を受ける参加者
S(鉄骨)造、地上4階建ての大学施設の建て替え工事において、さまざまな形状の柱に対応する現場ロボット溶接作業を見学

大林組は、株主を含む機関投資家や証券アナリストの皆様に業績や事業活動などへの理解を深めていただくため、決算説明会や個別ミーティング、年2回の現場見学会などを行っています。

今年3月の大型シールド工事現場での開催に続き、10月21日、東京・巣鴨にある大正大学新8号館新築工事の建設現場で見学会を実施し、機関投資家・アナリストなど18人を招きました。

この工事は、自主学習スペースや講演会などに使用できる国内最大規模の学習支援空間「ラーニングコモンズ」と吹き抜け構造の図書館、礼拝ホールから成る複合施設を建設するもので、2020年7月の完成に向けて進められています。

見学現場では、大林組がめざす次世代生産システムの構築基盤となるBIMの一貫利用や、柱の溶接作業の自動化など、最先端の施工技術を導入しています。参加者は、ロボットが鉄骨の接合部を正確に溶接する様子を間近で見学しました。

見学会の質疑応答では、BIMで統合された意匠、構造、設備といった各分野の設計情報を施工で活かすメリットについて解説するなど、大林組の最前線での取り組みについて紹介しました。

大林組は、今後も株主・投資家の皆様をはじめとするすべてのステークホルダーとの建設的な対話や情報開示の充実に努めてまいります。

建設現場におけるロボット溶接の導入状況について説明
鉄骨や設備などの協力会社と連携するBIMの積極的な利用について紹介