第5回快適職場表彰で千住関屋ポンプ所建設現場が優秀賞を受賞

千住関屋JV工事事務所

サステナビリティ

3月19日、東京都中央区の東京建設会館で、日本建設業連合会(日建連)が主催する快適職場表彰の表彰式が行われ、大林組の千住関屋JV工事事務所(東京都足立区)が優秀賞を受賞しました。

さまざまな職種で構成された「女性の会」では、女性目線の意見を交換し合うことで職場環境の改善を図っています

さまざまな職種で構成された「女性の会」では、女性目線の意見を交換し合うことで職場環境の改善を図っています

人を感知すると「安全帯良いか」などの音声が再生される「一人ATKY音声支援装置」。声がけ回数が増え個々の安全意識が向上しました

人を感知すると「安全帯良いか」などの音声が再生される「一人ATKY(※1)音声支援装置」。声がけ回数が増え個々の安全意識が向上しました

日建連では、建設技能者の労働環境改善に向け、2010年から「快適職場表彰制度」を導入し、職場環境づくりに優れた作業所の表彰を行っています。

5回目となる今年度から、女性にとって働きやすい環境が整備されていることも選考基準に追加されました。21社164件の応募の中から、最優秀賞1件、けんせつ小町優秀賞1件、優秀賞3件、特別賞10件が選定されました。

千住関屋JV工事事務所では「安全と職場環境に妥協なし。周辺環境に気を配り、みんなで考えみんなで実践」をスローガンに、職員と職長会が一丸となって環境改善に取り組んでいます。

100回を超える見学会で訪れた近隣住民、業界関係者は延べ2千人以上。地域の子どもたちに向けた見学会では、浸水から街を守るポンプ所の役割や建設業の魅力を伝えています。安全面では、指差し呼称を促進する音声支援装置を設置するなど、創意工夫に富んだ試みを続けています。

大林組ではこのほか、昨今増加している女性技能者や若者にとって魅力的な職場づくりに努め、現場での省エネ活動に積極的に取り組んだ東京港トンネルⅡJV工事事務所が、特別賞を受賞しました。

これからも、現場で働く一人ひとりにとって安全安心、快適な職場環境づくりに努めてまいります。

  • ※1 一人ATKY(アタックケイワイ)
    作業員一人ひとりが指差し呼称を励行し、作業場所での安全・点検・確認(ATK)、危険・予知(KY)を確実に行う取り組み。大林組では「一人ATKY」と称し、その普及を図っています