東京スカイツリーの中心部には鉄筋コンクリート造の「心柱」があります。 制振システムとして働き、避難階段ともなるこの部分をゲイン塔を引き上げた後の限られた時間と空間のなかでつくることを可能にしたのが「スリップフォーム工法」です。 この工法はゲイン塔のリフトアップ工法を可能にした「陰の主役」といえます。