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2010.12.24  [トピックス]

サーマルマネキンでパーソナル空調システムの効果を測定

テクノステーションは、CO2排出量を一般的なビルに比べて55%削減することをめざしています。それを実現する技術の一つが、パーソナル空調システム「O-TASC」※です。個人のデスク周りを効率良く空調し、エネルギーの消費を抑えるシステムです。

 

O-TASCは、「パーソナル放射パネル」に内蔵したコイルに冷温水を通し、放射と微風速の柔らかな気流で冷暖房します。冷房時はデスク上にある放射パネルを、暖房時には足元に移設することで、どの季節でも、健康に良いとされる「頭寒足熱」を実現できます。

 

このたび、パーソナル空調システムを暖房仕様に切り替えたことに伴い、放射パネルの開発を監修した工学院大学工学部とともに性能確認を実施しました。野部研究室の学生さん3名が大林組の担当者と協力し、10日間にわたってデータ測定や集計、評価を行ったものです。

 

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データ測定用のデスクには、各種の測定機器が設置され、毎日スーツを着たマネキン人形が着席。サーマルマネキンと呼ばれるこの人形は、顔や背中、腕、手のひらなど全身17部位が分割制御され、人間と同じように発熱します。データを測定することで、放射パネルからの熱の放射や対流が人を暖める効果を確認できるのです。

 

 テクノステーションでは、データ分析に加え、勤務者に温熱環境や気流感に関するアンケートを実施しました。実際に利用する人の声も反映させることで、省CO2とともに、より快適で知的生産性の高い研究環境をめざしています。 

 

 ※O-TASC:Obayashi-Task Ambient air conditioning system Smart Comfortableの略。大林組が提案するタスク・アンビエント空調で、業界で初めて、暖房時も利用できるようになったパーソナル空調システムです。パーソナル放射パネルは、ピーエス株式会社と共同開発しました。