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解説

雨期の中、短工期で完成させた大規模工場

東南アジアで拡大するオートバイ市場に対応し、生産能力の拡大を担う工場である。特にインドネシアにおける需要拡大はめざましいものがあり、今回の工事は2006年に完成した第1期工事に続く第2期工事で、工場の増築、鋳造・加工棟の新築および厚生施設であるトレーニングセンターの新築工事を、当社グループ会社のジャヤ大林が設計・施工で受注した。

工事は、全体工期10ヵ月のうち8ヵ月間が雨期にあたり、延床面積136,000㎡に及ぶ建物の土工事、躯体工事、鉄骨工事などを雨の中で施工するという厳しい条件下であったが、屋根工事を先行施工するなど、日本人スタッフと40人を超えるナショナルスタッフが一体となって対応し、ジャヤ大林創立以来最大規模のプロジェクトは、工期の遅れもなく、無事竣工を迎えることができた。