アールキュービック工法

汚染土壌の分級洗浄浄化システム

アールキュービック工法は、掘削した汚染土壌を、現地に設置した洗浄設備で分級する工法で、浄化土の回収率を向上させた技術です。
浄化した粗粒土は埋戻土として再利用し、汚染濃度の高い細粒土は、場外で適正処分します。

アールキュービック工法の原理図
アールキュービック工法の原理図

特長・効果

1.複合汚染土を同時に浄化

●ベンゼン、シアンを含む重金属類、VOCs、油類による複合汚染土を同時に浄化できます。

2.現地での浄化が可能

●粗粒土を埋戻し再利用し、場外に搬出する土量や外部からの搬入土量を削減できるため、運搬車輌の削減によるCO2の削減や交通渋滞の抑制ができます。

3.大幅な工期短縮

●洗浄設備は、汎用機械の組合せにより10㎥/h〜最大60㎥/hの処理能力を持つため、設置台数を増やすことで処理能力の調整が可能になり、工期短縮ができます。

4.低コストな浄化技術

●汚染土壌の運搬・処分費用の大幅な削減ができます。

アールキュービック工法の概要図
アールキュービック工法の概要図

5.適用例

固定型
固定型
標準型
標準型
MINI型
MINI型
「アールキュービック」は大林組の登録商標です。