ラピッツ-O工法

鉄道の営業を妨げることのない線路上空からの急速杭打ち工法

ラピッツ-O工法は、駅のホームや線路の直上に人工地盤や高架橋などを構築する際に、基礎杭を短期間で施工する工法です。線路上空に張り出すように設置した作業ステージ(移動可能なポータブルステージ)から小型軽量の掘削機で施工するので、列車の運行を妨げることなく、昼夜連続で工事を行うことができます。

特長・効果

1.工期の大幅な短縮

●従来の作業は電車が運行しない深夜の時間帯に限られていましたが、ラピッツ-O工法であれば昼夜連続で基礎杭を施工できるので、工期を大幅に短縮できます。

2.経済的効果

●工期の短縮により、新規事業や各種サービスなどの営業を早期に開始できます。

3.駅利用者の安全性、快適性の確保

●主な施工ヤードをホームなどの旅客利用空間と隔離することで、駅利用者の安全性と快適性を確保します。

4.人工地盤の構築計画の自由度が拡大

●線路間の狭い部分やホーム上での施工にも対応可能です。
●構築する人工地盤は線路に対して平行、直角いずれの方向にも延伸できます。

「ラピッツ-O工法」は大林組の登録商標です。