小断面沈埋（プレキャスト・セグメント)工法

臨海部の海底トンネルを低コスト・短期間で施工

プレキャスト・セグメント方式沈埋工法は、低コスト、急速施工を目的とした沈理トンネル施工法です。専用製作ヤードで沈理函セグメントを製作し、PC鋼材で一体化した後、マリンリフトで函体を降下、進水させ、現地へ曳航、沈設して沈埋トンネルを施工します。

特長・効果

１．工事費を30%低減

●ドライドックや立坑を必要とせず、沈埋函をセグメントで効率的に製作することで、工事費を30％低減できます。

２．工期を40%短縮

●専用製作ヤードとマリンリフトを使用することで、沈埋函構成セグメントや沈埋函体の製作・進水、曳航、沈設を連続して行うことが可能です。

３．高い止水性を確保

●セグメント間のグラウチング後にPC鋼材で緊張させ、セグメントコンクリートを一度で打設するため、止水鋼板は使用しません。

４．幅広く適用可能

●新交通海底トンネル、海底共同溝、海底物流トンネルなど、比較的小断面の沈埋トンネルにも適用できます。

施工手順