大林メタファルマシステム

有機性廃棄物のメタン発酵処理技術

大林メタファルマシステムは、有機性廃棄物をメタン発酵させて分解処理し、効率的にバイオガス(メタンガス)を作り出す、エネルギー再生型の廃棄物処理システムです。廃棄物の減量化を図るとともに新たなエネルギーを生み出し、CO2の削減にも貢献します。
1998(平成10)年には京都府南丹市八木町に八木バイオエコロジーセンターを建設、10年以上の安定した運転実績を誇り、環境の時代に応えるトータルシステムとして、高く評価されています。

特長・効果

●エネルギー利用
発生したバイオガスは「電気」「温水」「蒸気」「自動車燃料」に変換して、さまざまな用途に利用できます。
●安定運転・容易なメンテナンス システムの中核となる「メタン発酵槽」は、バイオガスの力で撹拌します。槽内にメカニカルなものがないため故障が少なく、メンテナンスも容易です。
●コスト削減
廃棄物の発生量が大幅に減少し、処理費を削減できます。なお、発酵残さは堆肥として利用できます。
●環境に配慮
メタン発酵は食品リサイクル率にカウントされ、さらにCO2排出抑制効果があります。
●広い適用用途
システムの適用範囲は幅広く、固形物濃度の高い食品加工残さや生ごみなどに対応することができます。

メタン発酵槽の内部構造
メタン発酵槽の内部構造
メタファルマのシステム例
メタファルマのシステム例
「メタファルマ」は大林組の登録商標です。