低炭素型のコンクリート「クリーンクリート」
環境負荷低減コンクリート
低炭素型のコンクリート「クリーンクリート」は、CO2排出量の多いセメントを、製鉄過程で生じる副産物の高炉スラグ微粉末などの混和材料に置換することで、CO2排出量を1㎥あたり50kg程度と、一般のコンクリートに比べて最大80%削減できるコンクリートです。また、一般のコンクリートと同様な施工ができます。
特長・効果
1.大幅なCO2低減効果
●使用材料中でCO2排出原単位の最も大きいセメントの使用量を低減します。
●セメントに比べてCO2排出原単位の小さい混和材を使用します。
●CO2排出量を大幅に低減し、環境に配慮したコンクリートです。
2.強度
●セメントの混合割合を少なくしても、水結合材比を調整することで強度を確保します。
●50N/㎟程度(設計基準強度36N/㎟相当)の強度を確保することが可能です(強度は水結合材比によって異なります)。
3. 低発熱
●セメント量を低減することで、水和熱による発熱が抑制されます。
●マスコンクリートのようなマッシブな部材では、温度応力によるひび割れの発生が危惧されますが、このような部材に有効です。
「クリーンクリート」は大林組の登録商標です。