スムースボード工法
高靱性セメントボードを使用したコンクリート表面保護工法
スムースボード工法は、薄い板状素材(t=6㎜、t=8㎜の2種類)の「スムースボード※」で構造物を覆い、コンクリート表面を保護する工法です。ボード裏の凹凸による高い付着力の働きもあり、有害な物質の浸入を防いで構造物が長寿命化します。
また、切断、削孔が容易なので、あらゆる形状に加工できることも特長です。
※ スムースボードは、高強度ビニロン繊維によって補強され、薄くて靱性に富んだ緻密な構造を持つセメント系の板状素材です。
NETIS登録番号 HRK-030002-A スムースボード工法
特長・効果
1.コンクリート構造物の長寿命化
●塩化物や炭酸ガスなど、コンクリートにとって有害な物質を通さないため、内部コンクリートの寿命を格段に延ばします。
2.コンクリート片の剥落なし
●靱性の高いスムースボードが構造物と一体化することで、コンクリート片の剥離、剥落を防ぎます。
3.さまざまな用途に使用可能
●新設、既設を問わず、さまざまな構造物に適用できます。
●塩害や凍結融解など厳しい環境での使用に適しています。
●鋼製部材の保護にも利用できます。
工事実績
「スムースボード工法」は大林組の登録商標です。