タイヒシャトル工法
建設副産物(脱水ケーキ・伐採材)のリサイクル技術
工事現場から発生する建設副産物(脱水ケーキ※や伐採材)を利用して、短期間で良質な緑化用土を製造する工法です。土壌の微生物による高温発酵で再資源化するため、雑草の種子が残らず、郷土種による緑化や、建設工事で造られる斜面の生物多様性に配慮した緑化に有効です。
※ 建設工事の排水をきれいにする際に発生する汚泥の固形物
特長・効果
1.建設副産物をリサイクル
●従来は産業廃棄物として処分してきた脱水ケーキや伐採材を有効利用できます。
2.トータルコストダウンを実現
●建設副産物をリサイクルするので、産業廃棄物処分費を削減できます。また、緑化資材の購入を減らせるので、資材購入費を削減できます。
3.植物の生育に理想的な緑化用土
●土壌微生物による高温発酵で、雑草の種子が残りません。さらに、脱水ケーキに含まれる植物生育阻害物質(アルミニウム)を不溶化します。
●製造される緑化用土は適度な保水性と排水性があり、植物にとって理想的な土壌です。
4.約3ヵ月で土壌化し、工期を短縮
●発酵促進材を用いることで、短期間(3ヵ月)で土壌化できます。
工事実績
「タイヒシャトル工法」は大林組の登録商標です。