粘弾性カラムダンパー
粘弾性体を利用した間柱型の制振装置
エネルギー吸収能力の高い粘弾性体を鋼板を介して間柱の中間に配置することにより、建物の安全性の確保と居住性の向上を図る制振システムです。
粘弾性体は、鋼材を用いたエネルギー吸収型ダンパーとオイルダンパーのような粘性型ダンパーの性質を併せ持ち、風力から地震力に至るまで幅広く建物への地震入力を低減することが可能となります。
特長・効果
1.優れた制振効果
●強風や地震による揺れを低減します。
●長周期地震による後揺れを抑制します。
●温度に依存しにくい安定した減衰性能があります。
2.ローコスト
●風揺れから大地震まで幅広く対応します。
●メンテナンスフリーです。
●大地震による損傷時の交換が容易です。
3.高い設計自由度
●薄型で間仕切り壁内へ設置可能です。
●形状と台数により減衰性能を自在に設定できます。
工事実績
「粘弾性カラムダンパー」は大林組の登録商標です。