季刊大林 No.1

「ピラミッド」

季刊大林は、建設という視点を通して人類が築き上げた文明、文化を考証し、また未来社会のあり方を模索することも目的に創刊しました。
最初に扱うのは古くから世界七不思議の筆頭に挙げられ、誰しもが心惹かれるエジプトのピラミッドです。古代エジプト人が営々辛苦築き上げた巨大な建造物はどのような思いが込められていたのでしょうか。
本号では、各界の専門家にピラミッドの謎に迫っていただくとともに、現代ならばどれくらいの年月と費用、労働力で完成できるのかを検討してみました。
(1978年発行)

古代国家と巨大建造物

三笠宮崇仁(古代オリエント学会会長)

ビッグサイエンスとしてのピラミッド

川添登(建築評論家)

社会現象としてのピラミッド

米山俊直(京都大学助教授)

ピラミッド辞典

OBAYASHI IDEA

クフ王型大ピラミッド建設計画の試み

復元:大林組ピラミッド建設プロジェクトチーム

ダイジェストを読む 全編を読む

「ピラミッド」文献115