執筆者一覧

プロフィールは冊子刊行当時のものです。

青木義男

日本大学理工学部工学部教授、芸術学部兼任講師、宇宙エレベーター協会副会長

1957年東京都生まれ。日本大学理工学部機械工学科卒業。工学博士。日本大学助手、講師、助教授、米国コロラド州立大学客員研究員を経て現職。専門は安全設計工学、構造力学、複合材料力学。著書『車体材料の開発・加工技術と信頼性評価』『機械力学』『最新・材料の力学』他。
【掲載号】 No.53

青柳正規

東京大学大学院教授

昭和19年旧満州・大連生まれ。東京大学文学部美術史学専攻、同大学院修了後、ローマ大学留学。ポンペイをはじめ、ヨーロッパ、中東、アフリカの遺跡発掘調査に参加。東京大学副学長も兼務した。著書『エウローパの舟の家』『古代都市ローマ』『皇帝たちの都ローマ』など。
【掲載号】 No.36 No.49

青山佾

明治大学公共政策大学院特任教授

1943年生まれ。中央大学法学部卒業後、1967年東京都庁経済局に入庁。高齢福祉部長、計画部長、政策報道室理事などを経て、1999年から2003年まで石原慎太郎知事のもとで副知事(危機管理、防災、都市構造、財政等を担当)を務める。2004年から現職。専門は自治体政策、都市政策、危機管理。
【掲載号】 No.56

安藝早穂子

画家

大阪府生まれ。昭和57年京都市立芸術大学日本画科卒。週刊朝日百科日本の歴史『縄文人の家庭生活』、大系日本の歴史『日本人の誕生』などに挿絵を描く。
【掲載号】 No.42

浅田孝

計画家

大正10年愛媛県生まれ。 柬京大学工学部卒。海洋環境計画。(財)東京都海洋環境保全協会理事。著書『環境開発論』など。
【掲載号】 No.12

東浩紀

日本学術振興会特別研究員

昭和46年東京都生まれ。東京大学教養学部、同大学大学院総合文化研究科博士課程修了。著書『郵便的不安たち』『存在論的、郵便的—ジャック・デリダについて』(サントリー学芸賞受賞)
【掲載号】 No.49

安達裕之

日本海事史学会会長、東京大学名誉教授

1947年大阪市生まれ。東京大学工学部船舶工学科卒業。工学博士。同総合文化研究科教授などを経て現職。専攻は日本造船史。主な著書に『異様の船―洋式船導入と鎖国体制―』(平凡社)、『日本の船 和船編』(船の科学館)など。
【掲載号】 No.62

網野善彦

神奈川大学短期大学部教授

昭和3年山梨県生まれ。東京大学文学部卒。日本中世史、日本漁村史。著書『無縁・公界・楽』『日本中世の民衆像』『中世東寺と東寺領荘園』『異形の王権』など。
【掲載号】 No.29

荒川泰彦

東京大学生産技術研究所教授

1952年愛知県生まれ。東京大学大学院工学軽研究科博士課程修了。同大学生産技術研究所助教授、先端科学技術研究センター教授を経て現職。現在、東京大学ナノ量子情報エレクトロニクス研究機構長を兼務。日本学術会議会員・第3部長。量子ドットの提唱者として半導体ナノ技術や名のデバイスの研究で世界をリードする。
【掲載号】 No.44

粟津潔

グラフィックデザイナー

昭和4年東京都生まれ。法政大学専門部中退。ポスター「海を返せ」で日宣美賞を受賞。国際的造形作家として、グラフィック、建築・映画の美術など幅広い分野で活動。大阪万博、筑波科学博テーマ館プロデューサーなど。武蔵野美術大学助教授、印刷博物館館長。
【掲載号】 No.26 No.48

五十嵐太郎

東北大学教授、建築史・建築批評家

1967年パリ生まれ。東京大学大学院修士課程修了。工学博士。せんだいスクール・オブ・デザイン教員を兼任。あいちトリエンナーレ2013の芸術監督。第11回ベネチア・ビエンナーレ建築展日本館コミッショナーを務める。著書『現代日本建築家列伝』他。
【掲載号】 No.53

生島淳

スポーツジャーナリスト

1967年宮城県生まれ。早稲田大学卒。博報堂に勤務の後、独立してスポーツジャーナリズムの世界へ。オリンピック取材は夏冬合わせて6回を数え、現在はNHK BS1『BSベストスポーツ』のキャスターも務める。著書に『気仙沼に消えた姉を追って』『箱根駅伝 勝利の方程式』など。
【掲載号】 No.55

石井信明

宇宙科学研究所助教授

昭和34年東京生まれ。東京大学大学院航空宇宙工学博士課程修了。月、火星、金星、小惑星、水星など惑星探査計画のシステム設計やミッション解析などに従事。
【掲載号】 No.41

石上隆

法政大学人間環境学部教授

1947年静岡県生まれ。東京工業大学理工学部研究科修士課程修了。法政大学大学院環境マネジメント研究科教授。地域開発、環境。著書・共著『都市開発』『地球環境対策』他。
【掲載号】 別冊

石川英輔

作家、江戸文化研究者

1933年京都市生まれ。国際基督教大学、東京都立大学中退。会社経営を経て作家に。著書『大江戸神仙伝』『大江戸えねるぎー事情』『大江戸リサイクル事情』他。
【掲載号】 別冊

石毛直道

国立民族学博物館助教授

昭和12年千葉県生まれ、京都大学文学部卒。文化人類学。著書『食生活を探検する』『住居空間の人類学』『食卓の文化誌』など。
【掲載号】 No.10

石田秀輝

東北大学大学院教授

1953年岡山県生まれ。名古屋工業大学大学院博士課程修了。伊奈製陶株式会社(現INAX)に 入社。同社の空間技術研究所基礎研究所所長、技術統括部空間デザイン研究所所長などを経て、現職。専門は地質・鉱物学を軸とした材料科学。著書『自然に学ぶ粋なテクノロジー』他。
【掲載号】 No.51

石原藤夫

SF作家、玉川大学電子工学科教授

昭和8年東京生まれ。早稲田大学理工学部卒業。電電公社、電気通信研究所室長等を経て現職。ハードSF研究所主宰。著書『惑星シリーズ』『ニュートンとアインシュタイン』『SF図書解説総目録』など。
【掲載号】 No.41

泉眞也

環境デザイナー

昭和5年東京都生まれ。東京芸術大学工芸科卒。環境計画。 万国博、沖縄海洋博、ポートピアにおける各種パビリオンのプロデュース。現、国際科学技術博覧会基本構想委員会委員。『空間のデザイン』『デザインの目』(朝日新聞掲載)などを執筆。
【掲載号】 No.11

磯達雄

建築ジャーナリスト

1963年埼玉県生まれ。編集事務所フリックスタジオ共同主宰。桑沢デザイン研究所非常勤講師、武蔵野美術大学非常勤講師。著書に『昭和モダン建築巡礼』『ポストモダン建築巡礼』『菊竹清訓巡礼』『旅行が楽しくなる日本遺産巡礼』(以上、宮沢洋と共著)、『ぼくらが夢見た未来都市』(五十嵐太郎と共著)、『The Parts of TOKYO SKYTREE 634の魂』など。
【掲載号】 No.56

板垣真誠

イラストレーター

昭和33年東京都生まれ。日本出版美術家連盟所属。復元歴史イラストを中心に制作。著書『戦国の城』『道と乗り物』『日本の戦後50年』など。
【掲載号】 No.42

伊藤毅

青山学院大学総合文化政策学部客員教授、東京大学名誉教授

1952年生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。工学博士。東京大学大学院工学系研究科教授、建築史学会会長、青山学院大学総合文化政策学部教授、都市史学会会長を歴任。専攻は都市建築史。国内外の建築から都市領域に至る空間の歴史をさまざまな観点から研究。主な著書に『都市の空間史』(吉川弘文館)、『バスティード―フランス中世新都市と建築』(中央公論美術出版)、『イタリアの中世都市―アゾロの建築から領域まで』(鹿島出版会)など。
【掲載号】 No.62

井上忠司

甲南大学教授、国立民族学博物館客員教授

昭和14年京都府生まれ。東北大学文学部卒。社会心理学会、生活学会各会員。著書『「世間体」の構造』『まなざしの人間関係』『風俗の社会心理』など。
【掲載号】 No.24

今西錦司

京都大学名誉教授

明治35年京都府生まれ。京都大学農学部卒。人類学。登山家、岐阜大学名誉教授、元岐阜大学長。昭和54年文化勲章受章。著書『人類の進化史』『山と探検』『ダーウィン論』『人間以前の社会』など。
【掲載号】 No.15

今村伸哉

日本文化大学教授、西洋軍事史研究家

昭和10年熊本県生まれ。防衛大学校卒業。陸上自衛隊司令部作戦幕僚、幹部学校戦略戦術教官、ライデン大学・オランダ国防省軍事史課客員研究員、防衛大学校教授を経て、米国防総省在日アジア研究所アナリスト。国際軍事史学会会員。著書『戦略戦術兵器事典ーヨーロッパ近代編・ヨーロッパ城郭編・ヨーロッパW.W.Ⅱ編』、訳書『現代戦略思想の系譜』他多数。
【掲載号】 No.46

今村文彦

東北大学災害科学国際研究所長・教授

1962年生まれ。東北大学大学院博士課程修了。東北大学工学部土木工学科助手、同大学院工学研究科附属災害制御研究センター助教授を経て、現職。主な専門分野は歴史地震津波痕跡調査、津波数値解析、津波防災技術開発など。東日本大震災復興構想会議検討部会、中央防災会議専門調査会などのメンバー。
【掲載号】 No.55

岩倉淳

フリーライター

1967年東京都生まれ。日本大学芸術学部卒業。京都造形芸術大学メディア美学研究センター、同大学非常勤講師を経て、ライター、エディターとして活躍。
【掲載号】 No.50

岩宮武二

写真家

大正9年鳥取県米子市生まれ。大阪芸術大学教授。著書『京 KYOTO in KYOTO』『かたち』『結界の美』『日本海』など。
【掲載号】 No.2

上田正昭

京都大学教授

昭和2年京都府生まれ。京都大学文学部卒。日本・アジア史。著書『日本古代国家論究』『日本神話』『古代の日本と朝鮮』『大王の世紀』など。
【掲載号】 No.27

上山春平

京都国立博物館館長

大正10年和歌山県生まれ。京都大学文学部卒。哲学会、思想の科学研究会各会員。著書『明治維新の分析視点』『日本の土着思想』『弁証法の系譜』『神々の体系』など。
【掲載号】 No.22

梅棹忠夫

国立民族学博物館長

大正9年京都府生まれ。京都大学理学部卒。民族学。著書『文明の生態史観』『モゴール族探検記』『地球時代の日本人』『博物館の世界』など。
【掲載号】 No.7

江上波夫

東京大学名誉教授

明治39年東京都生まれ。東京大学東洋史学科卒。考古学。東京大学東洋文化研究所所長。文化功労者。著書『内蒙古長城地帯』『ユーラシア古代北方文化』『アジア文化史研究』など。
【掲載号】 No.16

榮久庵憲司

インダストリアルデザイナー

昭和4年東京都生まれ。海軍兵学校、仏教大学を経て、東京芸術大学卒業。戒善寺住職を務め、昭和32年GKインダストリアルデザイン研究所を設立。国内国外のインダストリアルデザイン界をリードするとともに、平成10年世界デザイン機構初代会長に就任。
【掲載号】 No.8 No.48

遠藤明久

北海道工業大学名誉教授

大正4年北海道生まれ。北海道庁立札幌工業学校建築科卒。日本近代建築史。共著『図説日本文化の歴史 第11巻 明治』『北海道の建築 1863年~1974年』
【掲載号】 No.29

大石愼三郎

学習院大学経済学部教授

大正12年愛媛県生まれ。東京大学文学部卒。徳川林政史研究所所長、日本近世史。著書『江戸時代』『元禄時代』 『日本経済史論』『幕藩制の転換』など。
【掲載号】 No.28

大江新

法政大学デザイン工学部建築学科教授

1943年東京都生まれ。 東京大学大学院都市工学専攻修了。景観計画、建築設計。大江建築アトリエ主宰。著書・共著『エコロジーと歴史にもとづく地域デザイン』他。
【掲載号】 別冊

大隈哲

建築家・日建設計

1946年福岡県生まれ。早稲田大学大学院修士課程、都市計画専攻修了。建築設計、景観・都市研究。共著『飯田橋交差点を考える』『水辺再生に向けて10の提言』他。
【掲載号】 別冊

大島襄二

帝塚山学院大学教授

大正9年愛知県生まれ。京都大学文学部卒。文化地理学。著書『水産養殖業の地理学的研究』『魚と人と海』『森と海の文化』『海を語る』など。
【掲載号】 No.29

大高正人

建築家

大正12年福島県生まれ。東京大学工学部建築学科卒業、同大学院修了。前川國男建築事務所を経て、昭和37年大高建築設計事務所を設立。日本建築士会連合会会長を経て、同会常任顧問。日本建築学会名誉会員。
【掲載号】 No.48

おおば比呂司

漫画家

大正10年北海道生まれ。北海道新聞を経てフリーに。漫画家協会理事。漫画集団会員。現オランダ在住。著書『味のある旅ー味覚道中記』『翼の画集』『日本のヒコー記』『私の航空博物館』など。
【掲載号】 No.21

大林太良

東京大学教授

昭和4年東京都生まれ。東京大学経済学部卒。ハーバード大学、ウィーン大学、フランクフルト大学にて民族学専攻。民族学。著書『日本神話の起源』『神話と神話学』『東南アジア大陸諸民族の親族組織』など。
【掲載号】 No.9

大林英雄

信濃町文化財保護協会会長

明治42年香川県生まれ。香川県師範学校卒業。地域史研究。著書『炭所西生産森林組合史』『信濃町史』『琴南町史』など。
【掲載号】 No.40

大淀昇一

元東洋大学教授

1942年大阪市生まれ。東京大学教育学部卒。同大学院修士課程修了。89年学術博士。東京工業大学工学部助手を経て88年島根大学教授。99年東洋大学教授。09年停年退職。以後15年まで放送大学客員教授。専門は教育社会学、日本工業教育史。著書に『宮本武之輔と科学技術行政』(土木学会著作賞)、『技術官僚の政治参画―日本の科学技術行政の幕開き―』(中公新書)、『近代日本の工業立国化と国民形成―技術者運動における工業教育問題の展開―』など。
【掲載号】 No.60

岡田康博

青森県教育庁文化課三内丸山遺跡対策室総括主査

昭和32年青森県生まれ。弘前大学教育学部卒。日本考古学協会会員、文化財科学会員。著書『考古学の世界(共著)』『三内丸山遺跡の巨木遺構』など。
【掲載号】 No.42

岡本良一

堺市博物館館長

大正2年大阪府生まれ。京都大学文学部卒。日本史。著書『大坂城』『大塩平八郎』『大坂冬の陣夏の陣』『天下人』『戦国武将25人の手紙』など。
【掲載号】 No.16

荻昌弘

映画評論家

大正14年東京都生まれ。東京大学文学部卒。映画評論。東京都立大学講師。著書に『映画百年史』『ステレオ・オーディオ百科』(編)『実践的宿泊論』『男のだいどこ』『大人のままごと』など。
【掲載号】 No.11

尾島俊雄

早稲田大学理工学部教授

昭和12年富山県生まれ。早稲田大学理工学部卒。建築学。著書『熱くなる都市』『絵になる都市づくり』『東京大改造』『新建築学体系9 都市環境』など。
【掲載号】 No.28

小野田滋

工学博士・鉄道総合技術研究所担当部長

1957年愛知県生まれ。日本大学文理学部応用地学科卒。工学博士。土木学会フェロー。文化庁文化審議会文化財分科会第二専門調査会委員。国鉄東京第二工事局、西日本旅客鉄道(出向)などを経て現職。著書に『鉄道と煉瓦』『高架鉄道と東京駅』『東京鉄道遺産』『関西鉄道遺産』『鉄道構造物を探る』など。
【掲載号】 No.60

小尾信彌

放送大学副学長

大正14年東京都生まれ。東京大学理学部卒。東京大学名誉教授。天文学。著書『宇宙の進化』『太陽系の科学』『銀河の科学』『月一写真集』など。
【掲載号】 No.25 No.33

貝塚茂樹

京都大学名誉教授

明治37年東京都生まれ。京都大学文学部卒。東洋史・中国古代史。文化功労者(昭和51年度)。著書『貝塚茂樹著作集』(全10巻)『甲骨文字』(京都大学人文科学研究所)『中国古代史学の発展』など。
【掲載号】 No.7

海部美知

ITコンサルタント

一橋大学社会学部卒、スタンフォード大学経営学修士(MBA)。本田技研、NTT米国現地法人、米国の携帯電話ベンチャーを経て、1998年に独立してエノテック・コンサルティングを設立、現在に至る。通信・IT分野の戦略提携アドバイス、事業開発、経営戦略立案、市場調査分析などを行っている。
【掲載号】 No.55

角本良平

交通評論家

大正9年石川県生まれ。東京大学法学部卒。交通評論。経済学博士。鉄道省、運輸省、新幹線総局などを歴任。運輸経済研究センター理事。運輸省交通文化賞受賞。著書『都市交通論』『人間・交通・都市』『世界の都市と交通』『現代の交通政策』など。
【掲載号】 No.21

加藤詔士

名古屋大学名誉教授

1947年名古屋市生まれ。名古屋大学教育学部卒。同大学院教育学研究科博士課程修了。教育学博士。神戸商科大学教授、名古屋大学教授、愛知大学教授などを歴任。専門は英国教育史、日英交流史。主な著書に『英国メカニックス・インスティチュート研究』『夏目漱石と蘇格蘭』『西洋世界と日本の近代化』(共編著)など。
【掲載号】 No.60

加藤秀俊

中部高等学術研究所所長

昭和5年東京都生まれ。東京商科大学卒業。スタンフォード大学、京都大学、学習院大学で教職に就き、文部省放送教育開発センター所長を経て、現職。社会学専攻。著書『加藤秀俊著作集』『企画の技法』『組織と情報の文明論』『日常性の社会学』など。
【掲載号】 No.4 No.6 No.10 No.13 No.15 No.18 No.21 No.24 No.27 No.30 No.34 No.36 No.38 No.41 No.43 No.47

金井圓

東京大学名誉教授、日蘭学会常務理事

昭和2年長野県生まれ。東京大学文学部史学科卒業。日本近世史、日蘭交渉史専攻。著書『藩政』『日蘭交渉史の研究』『江戸西洋事情』『対外交渉史の研究』『ペリー日本(訳書)』『長崎オランダ商館日記(共訳)』など。
【掲載号】 No.38

嘉納毅六

菊正宗酒造株式会社会長

大正3年千葉県生まれ。東京大学農芸化学科卒業。菊正宗酒造株式会社副社長、社長を経て、同社会長となる。神戸商工会議所常議員、勲四等瑞宝章を受章。
【掲載号】 No.37

樺山紘一

東京大学名誉教授、印刷博物館顧問

1941年東京都生まれ。東京大学大学院修士課程修了。東京大学教授、国立西洋美術館館長などを経て現職。専門は西洋中世史、西洋文化史。著書『西洋学事始』『ルネサンスと地中海』他。
【掲載号】 No.36 No.51 No.53 No.60

河合秀和

学習院大学教授

昭和8年京都府生まれ。東京大学法学部卒。政治学会会員。著書『現代イギリス政治史研究』『レーニン』『チャーチル』など。
【掲載号】 No.22

川合知二

大阪大学産業科学研究所特任教授

1946年神奈川県生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。大阪大学産業科学研究所教授、同産業科学ナノテクノロジーセンター長などを経て現職。専門は多機能が調和した人工生体情報材料の創成、DNAナノテクノロジー。著書『ナノテクノロジー大事典』『ナノテクノロジー 極微科学とは何か』他。
【掲載号】 No.54

河内将芳

奈良大学文学部史学科教授

1963年大阪市生まれ。京都府立大学文学部卒、京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。甲南学園教諭、京都造形芸術大学芸術学部助教授などを経て、2010年から現職。専門は日本中世史。主な著書に『中世京都の都市と宗教』『秀吉の大仏造立』『落日の豊臣政権』など。
【掲載号】 No.57

川添登

建築評論家

大正15年東京都生まれ。早稲田大学理工学部卒業。雑誌「新建築」編集長を経て評論家。日本生活学会を設立し、理事長、会長を歴任。著書『民と神の住まい』『生活学の提唱』『東京の原風景』『今和次郎』他多数。
【掲載号】 No.1 No.5 No.8 No.11 No.14 No.17 No.20 No.23 No.26 No.29 No.32 No.35 No.39 No.42 No.46 No.48

菊竹清訓

建築家

昭和3年福岡県生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。昭和28年菊竹清訓建築設計事務所を開設。早稲田大学教授、国際建築アカデミー教授、日本マイクロエンジニアリング学会会長を務め、平成10年より日本建築士会連合会会長に就任。
【掲載号】 No.21 No.48

菊池重郎

大正2年東京都生まれ。東京工業大学建築学科卒。工学博士。国鉄技術研究所建築研究室長を経て、財団法人博物館明治村の設立に参与し、現在同法人の建築委員会幹事等として活躍中。
【掲載号】 No.6

北河大次郎

文化庁文化財調査官

1969年静岡県生まれ。東京大学土木工学科卒、エコール・ナショナル・デ・ポンゼショッセ博士課程修了。フランス国博士(国土整備・都市計画)。帰国後文化庁に入庁し、パリ大学客員講師、東京大学客員教授、文化財保存修復研究国際センター(イタリア)プロジェクトマネージャーなどを経て現職。著書に『近代都市パリの誕生』(サントリー学芸賞)、『図説近代日本土木史』(共著)など。
【掲載号】 No.60

木村尚三郎

東京大学教授

昭和5年東京都生まれ。東京大学卒。フランス中世史、西洋法社会史、評論。著書『近代の神話』『ヨーロッパとの対話』『組織の時代』など。
【掲載号】 No.14

吉良竜夫

滋賀県琵琶湖研究所所長

大正8年大阪府生まれ。京都大学農学部卒。植物生態学、日本生態学会会長、大阪市立大学名誉教授。著書『生態学の窓から』など。
【掲載号】 No.15

日下部裕子

農研機構 食品研究部門 食品健康機能研究領域 感覚機能解析ユニット長

1970年東京都生まれ。1998年、東京大学大学院農学生命科学科修了。農学博士。同年、農林水産省食品総合研究所(現所属の前身)に入所。2016年より現職。大学4年から一貫して脊椎動物の味を受け取る仕組みについて研究を続けている。著/編書に『味わいの認知科学』(和田有史と共同編集)。
【掲載号】 No.59

窪田新之助

農業ジャーナリスト

1978年福岡県生まれ。2004年明治大学文学部卒。同年日本農業新聞入社。日本農業のさまざまな現場をレポートした後、2012年からフリーランスとして食と農を取材、新聞、ウェブメディア、専門誌等で執筆。2017年から「AG/SUM」(日本経済新聞社)プロジェクトアドバイザーを務める。著書に『本当は明るいコメ農業の未来』『日本発「ロボットAI農業」の凄い未来』など。
【掲載号】 No.59

窪田陽一

埼玉大学助教授

昭和26年静岡県生まれ。東京大学工学部卒。景観工学、都市計画、土木史。共著『都市河川を知る』『街路の景観設計』
【掲載号】 No.26

熊倉功夫

和食文化国民会議会長、MIHO MUSEUM館長

1943年東京都生まれ。東京教育大学文学部卒。文学博士。筑波大学教授、国立民族学博物館教授、林原美術館館長、静岡文化芸術大学学長などを経て現職。専門は日本文化史、茶道史。著書に『日本料理の歴史』『後水尾天皇』『文化としてのマナー』『現代語訳 南方録』『日本人のこころの言葉 千利休』など多数。
【掲載号】 No.57

工楽善通

大阪府立狭山池博物館館長

1939年兵庫県高砂市生まれ。明治大学大学院文学研究科修了。奈良国立文化財研究所へ入所、平城宮跡発掘調査に従事。飛鳥資料館学芸室長、埋蔵文化財センター長を経て、1999年退官。69~72年に文化庁へ出向。ユネスコアジア文化センターの後、2001年から現職。著書に『水田の考古学』(東京大学出版会)など。
【掲載号】 No.60

黒川紀章

建築家

昭和9年名古屋市生まれ。京都大学工学部建築学科卒業。東京大学大学院博士課程修了。丹下健三研究室を経て、昭和37年黒川紀章建築都市設計事務所を開設。国内をはじめ海外20ヵ国以上で活動。平成10年日本人建築家で初めて外国の新首都アスタナ(カザフスタン)の設計を担当。
【掲載号】 No.48

黒木敏郎

東京水産大学名誉教授

大正5年鹿児島生まれ。東京帝国大学工学部卒。生物熱力学、水産工学。著書『イルカと人間』『海洋と人間』など。
【掲載号】 No.35

黒田龍二

神戸大学大学院工学研究科教授

1955年三重県生まれ。名古屋工業大学工学部建築学科卒、神戸大学大学院博士課程修了。神戸大学工学部助手を経て、2011年から現職。専門は日本建築史。主な著書に『纒向から伊勢・出雲へ』『朝日百科 日本の国宝別冊 国宝と歴史の旅4 神社建築と祭り』『中世寺社信仰の場』など。
【掲載号】 No.57

桑原武夫

京都大学名誉教授

明治37年福井県生まれ。京都大学卒。文学、評論。著書『文学の創造と鑑賞』『桑原武夫紀行文集』『近代文学入門』『近代文学鑑賞講座』など。
【掲載号】 No.14

小泉武夫

東京農業大学農学部教授

昭和18年福島県生まれ。東京農業大学農学部卒業。発酵学、醸造学、農学博士。著書『酒の話』『灰の文化誌』『麹カビと麹の話』『知恵の食事学』『発酵』『日本酒ルネッサンス』など。
【掲載号】 No.37

古在由秀

元国立天文台長、東京大学名誉教授

昭和3年東京都生まれ。東京大学理学部天文学科卒業。人工衛星の軌道を割り出す「コザイの式」で天体力学の国際的権威となる。国際天文学連合会長。著書『天文学のすすめ』『天文学者のノート』など。
【掲載号】 No.41

児島襄

作家

昭和2年東京生まれ。東京大学法学部、同大学院修了。戦史研究。著書『太平洋戦争』『史録日本国憲法』『指揮官』『参謀』など。
【掲載号】 No.23

越村信三郎

元横浜国立大学長、故人

明治40年石川県生まれ。東京商科大学(現一橋大学)卒。経済学。著書『経済循環の基本図式』『四元的価値のパラダイム』『新訂図解資本論』国土を10倍にする法』など。
【掲載号】 No.32

児玉幸多

学習院大学教授

明治42年長野県生まれ。東京大学分学部卒。日本史。著書『宿駅』『近世宿駅制度の研究』『日本の歴史ー大名』、編書『近世交通史料集』『体系日本史叢書』など。
【掲載号】 No.6

小松左京

作家

昭和6年大阪生まれ。京都大学文学部卒業。SF小説、評論。著書『日本沈没』『復活の日』『さよならジュピター』『首都消失』『教養』『小松左京マガジン』ほか多数。
【掲載号】 No.2 No.4 No.7 No.9 No.12 No.16 No.19 No.22 No.25 No.28 No.31 No.33 No.37 No.40 No.44 No.49

小山修三

国立民族学博物館教授

昭和14年香川県生まれ。国際基督教大学教養部卒業。國学院大学大学院日本史学専攻博士課程修了。Ph.D.文化人類学、民族考古学、縄文専攻。著書『縄文時代 コンピュータ考古学による復元』『縄文探検』『縄文学への道』など。
【掲載号】 No.42

酒井秀夫

東京大学名誉教授、日本木質バイオマスエネルギー協会会長

1952年茨城県生まれ。東京大学農学部林学科卒。農学博士。東京大学農学部助手、宇都宮大学農学部助教授、東京大学農学部助教授を経て、2001年に東京大学大学院農学生命科学研究科教授に就任、現在に至る。研究テーマは、持続的森林経営における森林作業、林内路網計画、森林バイオマス資源の収穫利用など。
【掲載号】 No.58

坂田道太

衆議院議長

大正5年熊本県生まれ。東京大学独文科卒。昭和21年以来衆議院議員に16回当選。厚生大臣、文部大臣、国務大臣防衛庁長官、法務大臣を歴任。著書『大学・混迷から再建へ』
【掲載号】 No.22

崎川範行

東京工業大学名誉教授

明治42年東京都生まれ。東京大学工学部卒。工業化学、燃料化学、著書『燃料化学と燃焼工学』『閑話・金属学』(訳)『海洋開発』(訳)『新しい有機化学』など。
【掲載号】 No.32

作道洋太郎

大阪大学教授

大正13年愛媛県生まれ。九州大学法文学部卒。日本経営史。著書『日本貨幣金融史の研究』『お金の日本史』『江戸時代の上方町人』『住友財閥(編著)』など。
【掲載号】 No.24

佐々木高明

国立民族学博物館教授

昭和4年大阪府生まれ。京都大学大学院博士課程修了。民俗学、文化地理学。著書『照葉樹林文化の道』『稲作以前』『東・南アジア農耕論』『日本史誕生』など。
【掲載号】 No.35

佐藤翔輔

東北大学災害科学国際研究所助教

1982年生まれ。京都大学大学院博士後期課程修了。東北大学大学院工学研究科附属災害制御研究センター助教を経て現職。主な専門分野は、災害に関するウェブ情報分析、災害情報システム、復興行政など。現在、石巻市、東松島市、亘理町で復興関連委員を務める。
【掲載号】 No.55

佐藤勇一

埼玉大学大学院理工学研究科教授

1950年神奈川県生まれ。東京工業大学工学部機械工学科卒業。専門は振動学、中でも自動振動、同期現象、係数励振など系の安定性。著書『実学の入口 振動現象を足場として』『振動の学び方』他。
【掲載号】 No.52

佐貫亦男

日本大学理工学部研究所

明治41年秋田県生まれ。東京大学航空学科卒。航空工学。工学博士。気象庁、東京大学教授、日本大学教授を歴任。著書『ヒコーキの心』『飛べヒコーキ』『とぶ、引力への挑戦』(日本エッセイストクラブ賞)など。
【掲載号】 No.21

猿谷要

東京女子大学教授

大正12年東京都生まれ。東京大学文学部卒。アメリカ史。著書『アメリカ黒人解放史』『アメリカ南部の旅』『アメリカ大西部』『現代アメリカの源流ー病める大国』など。
【掲載号】 No.6

澤村仁

九州芸術工科大学教授

昭和3年東京都生まれ。東京大学工学部建築学科卒。日本建築史、古代建築、近世民家。著書『難波宮址の研究』(共著)『奈良の寺 薬師寺東塔』『日本建築史基礎資料集成 4仏堂Ⅰ』など。
【掲載号】 No.31

篠山紀信

写真家

昭和15年東京都生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒。日本写真批評家協会新人賞、芸術選奨新人賞などを受賞。代表作に『NUDE』『女形・玉三郎』『家』『シルクロード』など。
【掲載号】 No.18

陣内秀信

法政大学デザイン工学部建築学科教授

1947年福岡県生まれ。東京大学大学院工学系研究科修了。法政大学大学院エコ地域デザイン研究所所長。イタリア建築、都市史。著書『東京の空間人類学』『ヴェネツィアー水上の迷宮都市』他。
【掲載号】 別冊

菅原洋一

三重大学地域共同センター助教授

昭和27年秋田県生まれ。名古屋大学工学部建築学科卒業、同大学院博士課程修了。三重大学工学部建築学科助手を経て、現職。工学博士。共著『関宿 伝統的建造物群保存地区調査報告』『総覧日本の建築』『近代を歩く いまも息づく東海の建築・土木遺産』など。
【掲載号】 No.43

鈴木浩平

東京都立大学名誉教授、首都大学東京名誉教授、日本クレーン協会会長

1942年東京都生まれ。北海道大学工学部機械工学科卒業。東京大学助手、講師、東京都立大学(現首都大学東京)助教授、教授、工学部長を経て現職。専門は機械工学、地震工学。著書『振動を制する ダンピングの技術』『振動の工学』『振動する世界 地球も心臓も揺れている』他。
【掲載号】 No.52

鈴木伸治

東京大学工学部都市工学科博士課程

昭和43年大阪府生まれ。京都大学工学部建築学科卒業、東京大学工学部都市工学科大学院修了。都市計画。
【掲載号】 No.39

鈴木博之

東京大学大学院工学系建築学専攻教授

昭和20年東京都生まれ。東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程修了。『建築の七つの力』で芸術選奨文部大臣新人賞を受賞。平成8年、日本建築学会賞を受賞。その他の書籍『建築の世紀末』『夢のすむ家』『都市へ』ほか。
【掲載号】 No.47

周藤芳幸

名古屋大学大学院文学研究科教授

1962年神奈川県生まれ。東京大学文学部卒業。名古屋大学文学部助教授、同大学院文学研究科助教授を経て、現職。著書『図説ギリシア エーゲ海文明の歴史を訪ねて』『古代ギリシア地中海への展開』。共著『ギリシアを知る事典』『古代オリンピック』『古代ギリシア遺跡事典』他多数。
【掲載号】 No.50

瀬名秀明

作家

1968年静岡県生まれ。東北大学大学院薬学研究科博士課程修了。大学院在学中に、ミトコンドリア遺伝子の反乱を題材にした小説『パラサイト・イヴ』で作家デビュー。東北大学特任教授、日本SF作家クラブ会長などを務めた。SF、ホラー、文芸・科学評論など幅広い分野で執筆活動を行う。著書『希望』『瀬名秀明ロボット学論集』『インフルエンザ21世紀』他多数。
【掲載号】 No.54

平啓介

東京大学海洋研究所教授

昭和16年沖縄県生まれ。東京大学理学部卒。海洋物理学。著書『海のはなし』『海洋の動態』『海と人類の未来』など。
【掲載号】 No.35

高階秀爾

東京大学助教授

昭和7年東京都生まれ。東大文学部卒。美術評論。著書『ピカソ・剽窃の論理』『ルネッサンスの光と闇』など。
【掲載号】 No.2

高崎哲郎

著述家

1948年栃木県生まれ。東京教育大学(現筑波大学)文学部卒。NHK政治記者などを経て、帝京大学教授(マスコミ論、時事英語)。この間、自然災害(特に水害)のノンフィクション、土木史論、人物評伝など30冊余りを上梓(うち3冊が英訳)。東京工業大学、東北大学などで非常勤講師を務め、明治期以降の優れた土木技術者(主に技術官僚)を講義し、各地で講演を行う。現在は著述に専念。主な著作に『評伝 技師青山士』『評伝 工学博士広井勇』『評伝 国際人・嘉納久明』『評伝大鳥圭介』など。
【掲載号】 No.60

高田宏

作家

昭和7年石川県生まれ。京都大学文学部卒。著書『言葉の海へ』『言葉の影法師』『雪日本心日本』『冬の花びらー雪博士中谷宇吉郎の一生』など。
【掲載号】 No.23

高橋睦郎

詩人

昭和12年福岡県生まれ。福岡教育大学卒。昭和57年、詩集『王国の構造』で歴程賞受賞。著書『高橋睦郎詩集』『新選高橋睦郎詩集』『鍵束』『王女メディア』など。
【掲載号】 No.18

高橋裕

東京大学名誉教授、土木史家

1927年静岡県生まれ。50年東京大学第二工学部卒。55年東京大学大学院(旧制)研究奨学生課程修了。東京大学工学部助教授、教授を経て、87年退官。専門は河川工学。87~98年芝浦工業大学工学部教授。2000年IWRA(国際水資源学会)クリスタル・ドロップ賞、2015年日本国際賞受賞。著書に『国土の変貌と水害』(岩波新書、1971、2015年復刊)『河川工学』(東京大学出版会、1990=土木学会出版文化賞)『川と国土の危機 水害と社会』(岩波新書、2012)など多数。
【掲載号】 No.60

高村雅彦

法政大学デザイン工学部建築学科教授

1964年北海道生まれ。法政大学大学院工学研究科博士課程修了。アジア建築史、都市史。著書『中国の都市計画を読む』他。
【掲載号】 別冊

瀧口範子

編集者、ジャーナリスト

上智大学外国学部ドイツ語学科卒業。シリコンバレー在住。テクノロジー、ビジネス、建築・デザイン文化、社会一般。著書『行動主義:レム・コールハースドキュメント』『にほんの建築家:伊東豊雄観察記』、訳書『ソフトウェアの達人たち:認知科学からのアプローチ』『ピーター・ライス自伝』
【掲載号】 No.50

武邑光裕

札幌市立大学図書館長、デザイン学部教授

1954年東京生まれ。日本大学芸術学部卒業。京都造形芸術大学メディア美学研究センター所長。東京大学大学院新領域創成科学研究科助教授を経て、現職。メディア美学。著書に『デジタル・ジャパネスク マルチメディア社会の感性革命』『メディアの遺伝子 デジタル・ゲノムの行方』『記憶のゆくたて デジタル・アーカイヴの文化経済』他多数。
【掲載号】 No.50

多田道太郎

京都大学教授

大正13年京都府生まれ。京都大学文学部卒。フランス文学。著晝『しぐさの日本文化』『複製芸術論』『南アメリカ紀行ー街角の文明考』『物くさ太郎の空想力』など。
【掲載号】 No.3

田中優子

法政大学教養部教授

昭和27年神奈川県生まれ。法政大学大学院人文科研究科博士課程修了。近代文学専攻。著書『江戸の想像力ー18世紀のメディアと表徴』『江戸の音』『連』『近世アジア漂流』など。
【掲載号】 No.38

谷川健一

日本地名研究所所長

大正10年熊本県生まれ。東京大学文学部卒。民俗学。著書『白鳥伝説』『青銅の神の足跡』『海の群星』『谷川健一・著作集(全10巻)』など。
【掲載号】 No.29

田原良信

函館市教育委員会生涯学習部文化財課

昭和27年北海道生まれ。駒沢大学文学部歴史学科考古学専攻卒業。函館市教育委員会社会教育部、市立函館博物館学芸員を経て、現職。国指定「史跡志苔館跡」「特別史跡五稜郭」環境整備事業の発掘調査・整備等を担当。
【掲載号】 No.46

玉上琢彌

大阪女子大学名誉教授

大正4年東京都生まれ。京都大学文学部卒。竜谷大学、大阪女子大学、大谷女子大学で教職に就く。文学博士。平安文学。著書『源氏物語評釋』など多数。他に論考「六条院推定復原図弁考証」「谷崎源氏をめぐる思い出」など。
【掲載号】 No.34

田丸雅智

ショートショート作家

1987年愛媛県生まれ。東京大学工学部、同大学院工学系研究科卒。現代ショートショートの旗手として執筆活動に加え、坊っちゃん文学賞などで審査員長を務めるほか、全国各地で創作講座を開催するなど幅広く活動。国語教科書に、2020年度からショートショート書き方講座の内容が(小4向け教育出版)、また2021年度から小説作品が(中1向け教育出版)それぞれ掲載。「情熱大陸」、「SWITCHインタピュー達人達」などメディア出演多数。
【掲載号】 No.61

丹下健三

丹下健三・都市・建築設計研究所長

大正2年愛媛県生まれ。東京大学卒。東京大学名誉教授。建築、都市計画。国立屋内総合競技場、広島記念公園、万国博の会場構成や都市計画など国内外で高く評価され、最近の設計では、東京新都庁は現在建設中。著書『技術と人間』『人間と建築』など。
【掲載号】 No.30

丹保憲仁

北海道立総合研究機構理事長

1933年北海道生まれ。北海道大学大学院工学研究科土木工学専攻(衛生工学専修)修士課程修了。北海道大学総長、土木学会会長、放送大学長などを歴任し、2010年から現職。専門は水環境工学、都市水工学。著書に『都市・地域水代謝システムの歴史と技術』『自然と共生した流域圏・都市の再生—流域圏から都市・地域環境の再生を考える』など。
【掲載号】 No.56

陳舜臣

作家

大正13年神戸市生まれ。大阪外語学校インド語科卒。著書『敦煌の旅』『青玉獅子香炉』『孔雀の道』『王領よふたたび』『中国任侠伝』『新西遊記』など。
【掲載号】 No.2

月尾嘉男

東京大学名誉教授

1942年愛知県生まれ。1965年東京大学工学部卒業(工学博士)。名古屋大学工学部教授、東京大学工学部教授、総務省総務審議官などを経て2003年から現職。専門はメディア政策、システム工学。主な著書に『装置としての都市』『日本・百年の転換戦略』『縮小文明の展望』など。
【掲載号】 No.56 No.60

堤清二

西武流通グループ代表

昭和2年東京都生まれ。東京大学経済学部卒。経営、文学。文化産業界のリーダーとして活躍すると共に、詩人、作家(ペンネーム・辻井喬)としても著名。著書『変革の透視図』『いつもと同じ春』『日暮硯』(訳・解説)など。
【掲載号】 No.18

富山和子

評論家、立正大学短期大学部教授

群馬県生まれ。早稲田大学文学部卒業。環境社会学、水問題、森林林業問題。自然環境保全審議会委員、中央公害対策審議会委員、環境庁「名水百選」選定委員など歴任。現在、林政審議会委員。著書『水と緑と土』『水の文化史』『水の旅』『日本の米ー環境と文化はかく作られたー』など。
【掲載号】 No.39

豊川斎赫

千葉大学大学院融合理工学府准教授、建築史家・建築家

1973年宮城県仙台市生まれ。東京大学工学部建築学科卒。同大学院工学系研究科建築学修了。工学博士、一級建築士。日本設計を経て2017年より現職。専門は都市デザイン。著書に『群像としての丹下研究室』『丹下健三とKENZO TANGE』『TANGE BY TANGE 1949-1959』ほか多数。
【掲載号】 No.60

直木孝次郎

甲子園短期大学教授

大正8年兵庫県生まれ。京都大学文学部史学科卒。日本古代史。日本学術会議会員。著書『難波宮址の研究』(共著)『難波京と古代の大阪』『飛鳥奈良時代の研究』『日本古代国家の構造』『日本古代の氏族と天皇』など。
【掲載号】 No.31

中尾芳治

財団法人大阪市文化財協会企画課長

昭和11年大阪府生まれ。京都大学文学部史学科卒。考古学。著書『難波宮址の研究』(共著)『難波京』「前期難波宮をめぐる諸問題」(論文)「日本における都城制の成立」(論文)など。
【掲載号】 No.31

中沢新一

人類学者、明治大学野生の科学研究所所長

1950年山梨県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。宗教から哲学まで、芸術から科学まで、あらゆる領域にしなやかな思考を展開する思想家、人類学者。著書『チベットのモーツァルト』『カイエ・ソバージュ』『アースダイバー』『芸術人類学』他。近著に『日本の大転換』がある。
【掲載号】 No.53

中野渡一耕

地方史研究協議会会員、元青森県史編さん調査研究員

1968年青森県生まれ。筑波大学人文学類卒。専攻は日本近世史。青森県立郷土館勤務時代に特別展「稲生川と土渕堰」担当。青森県史編纂に事務局職員および委員ととして約20年携わる。主な論文に「三本木開拓地における製革業について」「幕末期三本木開拓地における祭礼と諸芸能について」など。
【掲載号】 No.60

長町博

香川用水土地改良区事務局長

昭和6年香川県生まれ。三重大学農学部農業土木学科卒業。平成元年香川県森林部次長を経て現職。平成2年農学博士(東京大学)。著書『農業基盤としての条理遺構の研究』『讃岐のため池』『古代の讃岐』など。
【掲載号】 No.40

中村元

東京大学名誉教授

大正元年島根県生まれ。東京大学文学部卒。インド哲学。東京大学、スタンフォード大学、ハーバード大学等で教職に就く。昭和52年文化勲章を受ける。著書『初期ヴェーダーンタの哲学史』『東洋人の思惟方法』『インド思想史』など。
【掲載号】 No.5

奈須紀幸

放送大学教授

大正13年福岡県生まれ。東京帝国大学第二工学部、東京大学理学部卒。海洋地質学。著書『海洋地質学』(編著)『海底林』(共著)『日本列島のナゾ』(共著)『海底への冒険』(共著)など。
【掲載号】 No.32

名取通弘

宇宙科学研究所教授、東京大学大学院教授

昭和18年東京都生まれ。東京大学大学院工学系研究科博士課程修了、工学博士。科学衛星プログラム、および宇宙構造物工学、構造動力学の研究に従事。著書『知的複合材料と知的適応構造物』(共著)など。
【掲載号】 No.41

南條洋雄

建築家、株式会社南條設計室代表取締役

昭和22年東京生まれ。東京大学工学部都市工学科卒業。同年RIA建築綜合研究所入所。昭和50年ブラジル、ジョアキム・ケデス・アソシエーツ入社、後同社取締役。昭和60年帰国、株式会社南條設計室を開設し現職。
【掲載号】 No.44

西川順土

皇學館大學名誉教授

大正4年長野県生まれ。神宮皇學館本科卒業。皇學館大學教授、同大学史料編集所所長を歴任。日本歴史学会、古事記学会、神道史学会。
【掲載号】 No.43

西澤英和

関西大学環境都市工学部建築学科教授

1951年大阪府生まれ。京都大学工学部建築工学科卒業。京都大学講師を経て現職。専門は鉄骨構造学・耐震構造・建築保存工学。歴史的建築物の保存活用のための調査・研究を行う。著書『BASICによる建築構造計算Ⅰ・Ⅱ』『地震とマンション』他。
【掲載号】 No.52

西村幸夫

東京大学先端科学技術研究センター助教授

昭和27年福岡県生まれ。東京大学工学部都市工学科卒業、同大学院修了。都市計画。アジア工科大学助教授、東京大学工学部都市工学科助教授を歴任。著書『歴史的町並み事典(共著)』『まちづくりとシビック・トラスト(共著)』『水の神ナーガ(訳書)』など。
【掲載号】 No.39

西山松之助

東京教育大学名誉教授

明治45年兵庫県生まれ。東京文理科大学史学科卒。日本文化史、芸能史。著書『江戸ッ子』『江戸町民の研究』『くるわ』など。
【掲載号】 No.10

野口伸

北海道大学大学院農学研究院教授

1961年北海道生まれ。1990年北海道大学大学院農学研究科博士課程修了。農学博士。同大農学部助手、助教授を経て、2004年から現職。専門は、生物環境情報学、農業ロボット工学。2016年に日本農学賞、読売農学賞を受賞。2016年から内閣府戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「次世代農林水産業創造技術」プログラムディレクター。2017年から日本生物環境工学会理事長を務める。
【掲載号】 No.59

橋爪紳也

大阪府立大学21世紀科学研究機構教授、大阪府立大学観光産業戦略研究所所長

1960年大阪府生まれ。京都大学大学院工学研究科修士課程、大阪大学大学院工学研究科博士課程修了。建築史・都市文化論専攻。工学博士。各地で市民参加型まちづくりや地域ブランド創出事業を実践。著書『明治の迷宮都市』『集客都市』『モダン都市の誕生』他。
【掲載号】 No.53

長谷川眞理子

総合研究大学大学院大学先導科学研究科教授

1952年東京都生まれ。東京大学大学院理学系研究科人類学専攻博士課程修了。1980年から2年間タンザニア野生動物局に勤務。専門は行動生態学、進化生物学。著書『クジャクの雄はなぜ美しい?』『進化生物学への道』『科学の目 科学のこころ』他。
【掲載号】 No.51

浜野保樹

東京大学大学院教授

1951年兵庫県生まれ。国際基督教大学卒業。メディア教育開発センター助教授、東京大学大学院新領域創成科学研究科助教授を経て、現職。著書『ハイパーメディア・ギャラクシー』『メディアの世紀』『表現のビジネス』『模倣される日本』他多数。
【掲載号】 No.50

濱谷浩

写真家

大正4年東京都生まれ。関東第一高等学校卒。実用航空研究所にて航空撮影に従事。その後、オリエンタル写真工業を経てフリーランス。著書・写真集『潜像残像』『雪国』『日本列島』『学藝諸家』など。
【掲載号】 No.15

葉村真樹

東京都市大学総合研究所未来都市研究機構 機構長・教授

1968年生まれ。東京大学大学院工学系研究科先端学際工学専攻博士課程修了、博士(学術)。コロンピア大学建築・都市計画大学修士課程修了、M.Sc.。Google日本法人経営企画室 兼 営業戦略企画部統括部長、ソフトバンクiPhone事業推進室長、Twitter日本法人ブランド戦略部門・日本及び東アジア統括、LINE執行役貝(法人事業戦略担当)等を歴任。東京都市大学では、都市のデジタルトランスフォメーションをテーマに産官学共同研究をリードし、メディア戦略・イノベーション論・スマート社会創生論などの教鞭を執る。
【掲載号】 No.61

林屋辰三郎

京都国立博物館館長

大正3年金沢市生まれ。京都大学文学部卒。日本史学。著書『日本の古代文化』『歴史の視点』『京都庶民生活史』など。
【掲載号】 No.10

原田信男

国士舘大学21世紀アジア学部教授

1949年栃木県生まれ。明治大学文学部卒。同大学院博士後期課程修了。史学博士。札幌大学女子短期大学を経て現職。ウィーン大学日本学研究所、国際日本文化研究センターなどの客員教授を歴任。1989年『江戸の料理史』でサントリー学芸賞を受賞。著書に『歴史のなかの米と肉』『中世村落の景観と生活』『江戸の料理と食生活』(編著)など多数。
【掲載号】 No.59

樋口敬二

名古屋大学水圏科学研究所所長

昭和2年朝鮮木浦生まれ。北海道大学理学部卒。氷雪物理学。昭和46年、日本雪氷学会学術賞受賞。昭和56年、秩父宮記念学術賞受賞。著書『地球からの発想』『氷河への旅』など。
【掲載号】 No.15 No.23

樋口健

宇宙科学研究所助教授

昭和29年三重生まれ。東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。工学博士。東京電機大学理工学部助教授を経て現職。科学衛星プログラム、および軽量構造力学、宇宙構造物工学の研究に従事。
【掲載号】 No.41

日高敏隆

京都大学教授

昭和5年東京都生まれ。東京大学理学部卒。動物学。著書『動物にとって社会とは何か』『動物の生きる条件』(訳)『動物行動学』(訳)『裸のサル』など。
【掲載号】 No.13

平井聖

東京工業大学名誉教授・昭和女子大学教授

昭和4年東京都生まれ。東京工業大学理工学部建築第1課程卒業。建築史。日本住宅史(近世・近代)、日本近世における大工の研究。著書『日本人のすまい』『日本の名城』『日本住宅の歴史』『城と書院』他多数。
【掲載号】 No.10 No.26 No.46

廣川洋一

筑波大学名誉教授

昭和11年新潟県生まれ。東京教育大学文学部哲学科、京都大学大学院博士課程修了。東京教育大学講師、東海大学教授を経て、筑波大学哲学・思想学系教授。現在龍谷大学教授。著書『ヘシオドス研究序説』『プラトンの学園 アカデメイア』『イソクラテスの修辞学校』『ソクラテス以前の哲学者』『古代感情論—プラトンからストア派まで』ほか。
【掲載号】 No.49

福岡伸一

青山学院大学理工学部化学・生命科学科教授

1959年東京都生まれ。京都大学卒業。専門は分子生物学。ベストセラー『生物と無生物のあいだ』他、『できそこないの男たち』『動的平衡』『世界は分けてもわからない』、エッセイ集『ルリボシカミキリの青』、対談集『エッジエフェクト 界面作用』など著書多数。
【掲載号】 No.52

福山敏男

京都府文化財保護審議会委員

明治38年福岡県生まれ。京都大学建築科卒。京都府埋蔵文化財調査研究センター理事長。著書『日本建築史の研究』『神社建築』『日本のやしろ』『日本の寺』など。
【掲載号】 No.27

藤枝晃

京都大学名誉教授

明治44年大阪府生まれ。京都大学文学部卒。東洋史学。文化財保護審議会専門委員。著書『高昌残影』『文字の文化史』『居庸関』(共著)など。
【掲載号】 No.7

藤岡喜愛

愛媛大学教授

大正13年大阪府生まれ。京都大学理学部卒。精神人類学。京都大学、兵庫医科大学で教職に就く。著書『対談 人間を考える』『対談 続 人間を考える』『イメージと人間』など。
【掲載号】 No.5

藤島亥治郎

東京大学名誉教授

明治32年岩手県生まれ。東京大学建築学科卒。建築史。工学博士。藤島建築研究所所長。著書『古寺再現』『韓の建築文化』『塔』など。
【掲載号】 No.16

藤本壮介

建築家

1971年北海道生まれ。東京大学工学部建築学科卒業。藤本壮介建築設計事務所設立。主な建築作品に「情緒障害児短期治療施設」「くまもとアートポリス次世代木造バンガロー(モクバン)」など。著書『原初的な未来の建築 Primitive Future』他。
【掲載号】 No.51

藤森照信

建築史家・建築家、東京都江戸東京博物館館長、東京大学名誉教授

1946年長野県生まれ。東京大学大学院建築学専攻博士課程修了。工学博士。同大生産技術研究所教授などを経て現職。主な建築作品に「ニラハウス」「高過庵」「モザイクタイルミュージアム」など。著書に『明治の東京計画』(岩波書店)、『建築探偵の冒険 東京編』(筑摩書房)、『藤森照信 建築が人にはたらきかけること』(平凡社)ほか多数。
【掲載号】 No.50 別冊 No.51 No.52 No.53 No.54 No.55 No.56 No.57 No.58 No.59 No.60 No.61 No.62

二川幸夫

写真家・編集者

1932年大阪市生まれ。早稲田大学文学部卒業。1970年、A.D.A.EDITA Tokyoを創設。GA(グローバル・アーキテクチュアー)シリーズを刊行。写真集に『日本の民家』他。
【掲載号】 別冊

古川勝三

愛媛台湾親善交流会会長

1944年愛媛県宇和島市生まれ。中学校教諭として教職の道を歩み、80年文部省海外派遣教師として、台湾高雄日本人学校で3年間勤務。著書に『台湾の歩んだ道-歴史と原住民族-』『台湾を愛した日本人 八田與一の生涯』(土木学会著作賞)『日本人に知ってほしい「台湾の歴史」』『台湾を愛した日本人Ⅱ』『KANO野球部名監督近藤兵太郎の生涯』など。現在、日台友好のために全国で講演活動をする傍ら『台湾を愛した日本人Ⅲ』で磯永吉について執筆中。
【掲載号】 No.60

星新一

作家

大正15年東京都生まれ。東京大学農学部卒。SF、ユーモア小説。著書『マイ国家』『妄想銀行』(日本推理作家協全賞)『星新一の作品集』『明治・父・アメリカ』など。
【掲載号】 No.9

穂積和夫

イラストレーター

昭和5年東京都生まれ。東北大学工学部建築学科卒。著書『着るか着られるか』『自動車のイラストレーション』『絵本アイピーボーイ図鑑』『シリーズ 日本人はどのように建造物をつくってきたか』など。
【掲載号】 No.20

堀内清治

熊本大学教授

大正14年三重県生まれ。東京大学第二工学部卒。西洋建築史。著書『西洋建築史図集』『建築学大系・西洋建築史』『地中海建築』など。
【掲載号】 No.16

槇文彦

建築家

昭和3年東京都生まれ。東京大学工学部建築学科卒業、ハーヴァード大学大学院修士課程修了。ハーヴァード大学、東京大学で教鞭をとるとともに、昭和40年株式会社槇総合計画事務所設立。
【掲載号】 No.19 No.44 No.48

牧田茂

白梅学園短大教授

大正5年京都府生まれ。国学院大学文学部卒。民俗学。著書『海の民俗学』『神と祭と日本人』『日本民俗学の視点1~3』『評伝柳田國男』など。
【掲載号】 No.12

真島修一

TEM研究所所長

昭和22年長野県生まれ。武蔵野美術大学建築学科卒業。建築、民俗学。著書『南佐渡の漁村と漁業』『世界の建築術』『蔵のある街』『町並み保存のネットワーク』など。
【掲載号】 No.29 No.37

増田義郎

千葉大学文学部教授

昭和3年東京都生まれ。東京大学文学部卒。文化人類学。ラテンアメリカの民族学的研究の第一人者。著書『古代アメリカ美術』『インディオ文明の興亡』『インカ帝国探検記』『図説 インカ帝国』(共著)など。
【掲載号】 No.30

松井孝典

東京大学理学部助手

昭和21年静岡県生まれ。東京大学理学部卒。比較惑星学。著書『地球・宇宙そして人間』『地球・46億年の孤独』『地球進化論』『水惑星は何故生まれたか』など。
【掲載号】 No.33

松浦茂樹

建設産業史研究会代表

1948年埼玉県生まれ。1973年東京大学工学系大学院修士課程修了。専門は国土史学。工学博士。建設省技官(1973)東洋大学国際地域学部教授(1999)などを務める。主な著書として『戦前の国土整備政策』『足尾鉱毒事件と渡良瀬川』『利根川近現代史』『遷都と国土経営―古代から近代にいたる国土史』など。
【掲載号】 No.60

松尾稔

名古屋大学教授

昭和11年京都府生まれ。京都大学工学部卒。地盤工学(信頼性設計)。著書『土圧』『土質実験」。共著『現場計測工法』『設計までの土質調査法と土質試験法』『ブータン横断紀行』など。
【掲載号】 No.9

丸山瑛一

元 理化学研究所特別顧問

1934年長野県生まれ。1959年東京大学理学部物理学科卒業。株式会社日立製作所中央研究所において、高性能撮像管「サチコン」、低温ポリシリコンTFTを発明・開発。同社基礎研究所長、工場技術院「アトムテクノロジー」プロジェクトリーダー、理化学研究所フロンティア研究システム長などを歴任。応用物理学会業績賞受賞。
【掲載号】 No.54

丸山宏

情報・システム研究機構統計数理研究所福所長・教授

1958年神奈川県生まれ。東京工業大学大学院理工学研究科修士課程修了。日本IBM東京基礎研究所にて自然言語処理、Webサービス、セキュリティなどの研究開発に従事。同社執行役員、東京基礎研究所長を経て2011年より現職。
【掲載号】 No.55

三浦展

社会デザイン研究者、マーケティング・アナリスト

1958年新潟県生まれ。一橋大学社会学部卒。(株)パルコでマーケティング雑誌『アクロス』編集長。三菱総合研究所を経て、1999年より現職。家族、若者、階層、都市などの研究を踏まえ、新しい社会会座印を提案している。著書に、80万部のベストセラー『下流社会』のほか、『データでわかる2030年の日本』『第四の消費』『新東京風景論』『日本の地価が3分の1になる!』など多数。
【掲載号】 No.56

三浦基弘

産業教育研究連盟副委員長

1943年旭川市生まれ。東北大学、東京都立大学で土木工学を学ぶ。専門は構造力学。東京都立小石川工業高等学校、大東文化大学などで教鞭をとる。傍ら、NHK教育テレビ「高校の科学 物理」などの講師、月刊雑誌「技術教室」(農山漁村文化協会)編集長などを歴任。著書に『日本土木史総合年表』(共著 東京堂出版)『世界の橋大研究』(監修:PHP研究所)など。
【掲載号】 No.60

三笠宮崇仁

日本オリエント学会会長


【掲載号】 No.1

水上勉

作家

大正8年福井県生まれ。立命館大学中退。昭和23年処女作『フライパンの歌』。昭和36年『雁の寺』により第45回直木賞受賞。以後『飢餓海峡』『宇野浩二伝』(第19回菊池寛賞)『一休』(第11回谷崎潤一郎賞) など作品多数。
【掲載号】 No.8

水田徹

東京学芸大学名誉教授

昭和10年生まれ。東京大学文学部美術史学専攻、同大学院修了。ウイーン大学留学の後、東海大学を経て、東京学芸大学教授。現在、大和文華館館長。著書『古代ギリシア陶器集成ー日本編1,2』(独文)『パルテノン・フリーズ図像・様式一覧』(英文)、責任編集『世界美術大全集4 ギリシア・クラシックとヘレニズム』ほか。
【掲載号】 No.49

宮尾しげを

画家、隨筆家

明治35年束京都生まれ。岡本一平の門に入り漫画専攻。江戸風俗・民俗芸能研究。著書『日本の戯画』『日本の民俗芸能』『江戸川柳の味わい方』『地方狂言の研究』など。
【掲載号】 No.13

宮上茂隆

竹林舎建築研究所代表

昭和15年東京都生まれ。東京大学建築学科卒。建築史。東京大学資料編纂所講師。東京理科大学建築学科講師。工学博士。著書『法隆寺』(共著)『安土城天主復元とその史料について』『薬師寺伽藍の研究』など。
【掲載号】 No.16

宮田登

神奈川大学教授

昭和11年神奈川県生まれ。東京教育大学文学部卒業。同大学大学院日本史学博士課程修了。東京学芸大学助教授、筑波大学歴史人類学系教授を経て現職。民俗学、宗教史、文学博士。著書『ミロク信仰の研究』『神の民俗誌』『江戸の小さな神々』『妖怪の民俗学』など。
【掲載号】 No.40

宮本常一

武蔵野美術大学教授

明治48年山口県生まれ。天王寺師範卒。民俗学。著書『旅の発見』『日本祭礼風土記』『日本の離島』『私の日本地図』など
【掲載号】 No.3

宮脇昭

横浜国立大学環境科学研究センター教授

昭和3年岡山県生まれ。広島文理科大学生物学科卒。植生学。理学博士。著書『植物と人間』『日本の植生』『日本植生便覧』『日本植生誌(1~5)』など。
【掲載号】 No.17

村井章介

東京大学名誉教授

1949年大阪市生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。文学博士。同大学史料編纂所助教授、同大学大学院人文社会系研究科教授、立正大学文学部教授を歴任。専攻は日本中世史。著書に『世界史のなかの戦国日本』(筑摩書房)、『境界をまたぐ人びと』(山川出版社)、『東アジア往還―漢詩と外交』(朝日新聞社)ほか多数。
【掲載号】 No.62

村井益男

日本大学教授

大正15年東京都生まれ。日本大学文学部卒。日本近世史。著書『洋学論』『江戸図屏風』(共著)『江戸商業と伊勢店』(共著)『江戸城』など。
【掲載号】 No.16

茂木健一郎

脳科学者、ソニーコンピュータサイエンス研究所上席研究員

1962年東京都生まれ。東京大学理学部、法学部卒業後、同大学院理学系研究科物理学専攻課程修了、理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現職。脳活動からの意識の起源の究明に取り組む。『脳と仮想』(新潮社)で第4回小林秀雄賞を受賞。『今、ここからすべての場所へ』(筑摩書房)で第12回桑原武夫学芸賞を受賞。近著に『クオリアと人工意識』(講談社)。
【掲載号】 No.61

森浩一

同志社大学教授

昭和3年大阪府生まれ。同志社大学文学部卒。考古学。著書『巨大古墳の世紀』『古墳の旅』『竹べらとペン』『考古学の模索』『古墳文化小考』『考古学ノート』など。
【掲載号】 No.20

森岡美子

日蘭学会会員

大正2年東京生まれ。東北帝国大学法文学部国史学科卒業、東京大学文学部国史学科大学院(旧制)修了。著書『出島図』『長崎オランダ商船日記 第3巻、第5巻』(共著)など。
【掲載号】 No.38

森本哲郎

評論家

大正14年東京都生まれ。東京大学哲学科卒。昭和24年東京新聞入社、昭和28年朝日新聞転籍。元朝日新聞編集委員。専門は文明論、日本文化論、社会文化論、哲学。日本文芸家協会員、日本ペンクラブ会員。著書『神々の国』『神の旅人』『驚異への旅』など。
【掲載号】 No.42

森谷尅久

京都市歴史資料館長

昭和9年京都市生まれ。立命館大学大学院卒。日本文化史。著書『上洛』『瀧沢馬琴』『京医師の歴史』『町のかたち』など。
【掲載号】 No.14

守屋毅

国立民族学博物館助教授

昭和18年京都府生まれ。早稲田大学文学部卒。日本文化。著書『日本庶民文化史料集成』(共編)『京の芸能』『京の町人』『お茶のきた道』など。
【掲載号】 No.17

安池尋幸

横須賀市自然・人文博物館学芸員

昭和28年新潟県生まれ。国学院大学大学院文学研究科日本史学専攻修士課程修了の後、現職。編著『近世国家の支配構造』、共著『横須賀市史—上巻』『国史学』『日本近世の地域社会と海域』など。
【掲載号】 No.47

柳原敏明

東北大学大学院文学研究科教授

1961年新潟県生まれ。東北大学文学部史学料国史専攻卒業、同博士課程単位取得退学。博士(文学)。鹿児島大学法文学部助教授、東北大学大学院文学研究科准教授などを経て現職。専攻は日本中世史、史学史。主な著書に『中世日本の周縁と東アジア』(吉川弘文館)、『平泉の光芒(東北の中世史1)』(編著、吉川弘文館)ほか。
【掲載号】 No.62

藪前知子

キュレーター、東京都現代美術館学芸員

1974年東京都生まれ。これまでの主な担当企画に「大竹伸朗 全景 1955-2006」「山口小夜子 未来を着る人」「おとなもこどもも考える ここはだれの場所?」「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」「クリスチャン・マークレートランスレーティング[翻訳する]」など。外部企画に「札幌国際芸術祭2017」「gallery α Mプロジェクト東京計画2019」など。近現代美術についての寄稿多数。
【掲載号】 No.61

山口昌男

東京外国語大学教授

昭和6年北海道生まれ。東京大学文学部卒。文化人類学。ナイジェリア、インドネシアにおいて現地調査後、パリ大学、メキシコ大学教授などを勤める。著書『道化の民俗学』『人類学的思考』『歴史・祝祭・神話』など。
【掲載号】 No.19

山崎正和

劇作家

昭和9年京都府生まれ。京大文学部卒。劇作・評論。大阪大学教授。著書『世阿弥』『人は役者 世界は舞台』など。
【掲載号】 No.4

山本七平

山本書店主

大正10年東京都生まれ。青山学院大学商学科卒。評論。著書『私の中の日本軍』『ある異常体験者の偏見』『勤勉の哲学』『日本資本主義の精神』『「空気」の研究』など。
【掲載号】 No.28

山本博文

東京大学史料編纂所教授

1957年岡山県津山市生まれ。東京大学文学部卒、同大学院修士課程修了。文学博士。東京大学史料編纂所へ入所、2001年から現職。専門は日本近世史。著書に『江戸お留守居役の日記』(日本エッセイスト・クラブ賞)『切腹』『殉教』『歴史をつかむ技法』『格差と序列の日本史』『流れをつかむ日本の歴史』など多数。
【掲載号】 No.57

柚木学

関西学院大学経済学部教授

昭和4年市川県生まれ。関西学院大学大学院博士課程修了。日本経済史専攻。経済学博士。著書『近世灘酒経済史』『近世海運史の研究』『酒造りの歴史』など。
【掲載号】 No.37

横田順彌

作家

昭和20年佐賀県生まれ。法政大学法学部卒。SF小説、評論。著書『脱線!たいむましん奇譚』『宇宙ゴミ大戦争』『快男児 押川春浪』『星影の伝説』『時の幻影館』など。
【掲載号】 No.33

吉田敦彦

学習院大学教授

昭和9年東京都生まれ。成蹊大学政治経済学部卒。東京大学大学院修了。古代神話学。著書『ギリシャ文化の深層』『日本神話の源流』『日本神話の特色』『神話の構造』など。
【掲載号】 No.25

米山俊直

京都大学助教授


【掲載号】 No.1

涌井史郎

東京都市大学特別教授

1945年神奈川県生まれ。東京農業大学出身。造園・ランドスケープアーキテクトとして「景観10年、風景100年、風土1000年」と唱え、人と自然の空間的共存をテーマに多くの作品や計画に携わる。代表的な仕事には「ハウステンボス」のランドスケーププランニングや「愛・地球博」における会場演出総合プロデューサーがある。現在は東京都市大学特別教授、岐阜県立森林文化アカデミー学長を務めるとともに、TBS「サンデーモーニング」でコメンテーターとしても活躍中。
【掲載号】 No.58

和多秀乘

高野山大学学長

昭和3年兵庫県生まれ。高野山大学仏教学科卒業。大谷大学大学院仏教文化学科博士課程修了。高野山大学教授、図書館長を経て現職。国史学。著書『高野山領荘園の支配と構造』など。
【掲載号】 No.40

A-Z

ルシオ・コスタ
Lucio Costa

建築家

1902年フランス・ツーロン生まれ。リオ・デ・ジャネイロ国立美術学校卒業。その後、建築学部を含む美術学校の校長となる。1957年、ブラジリア新首都パイロットプラン・ナショナルコンクールにおいて1位入賞。教育保健省、ニューヨーク万国博覧会ブラジル館、パルケ・ギンレ・アパート等の作品により、ブラジル建築界の父と呼ばれている。(1988年6月13日永眠)
【掲載号】 No.44

ケネス・クキエ
Kenneth Cukier

ジャーナリスト

「ウォールストリート・ジャーナル・アジア」の技術担当エディター等を経て、現在英「エコノミスト」誌データエディター。2010年に一般読者向けとしては初のビッグデータ関連記事を同誌に掲載。「フォーリンアフェアーズ」、「ニューヨークタイムズ」など有力紙誌への寄稿や、CNN、BBCなどの放送局でコメンテーターも務める。東日本大震災当時は「エコノミスト」誌東京支局員として日本に駐在。
【掲載号】 No.55

K・エリック・ドレクスラー
Kim Eric Drexler

オックスフォード大学客員研究員

1955年カリフォルニア州生まれ。分子ナノテクノロジー博士。ベストセラー『創造する機械』(1986)で、分子の精度で対象物を組み立てるマシン「アセンブラ」のコンセプトを示し、ナノテクノロジーの可能性を世に知らしめた。WWFと共同で、エネルギー問題や気候変動のナノテクノロジーによる解決策を探求。
【掲載号】 No.54

スメート・ジュムサイ
Sumet Jumsai

建築家・ケンブリッジ大学建築学部講師

1939年バンコク生まれ。ケンブリッジ大学建築学部卒業、建築学博士。現在、バンコクで建築事務所主宰。1986年ウィーン「現代の建築家50人」展で紹介される。主要作品『アジア銀行本店』『タマサート大学ランシット校』『科学博物館』など。
【掲載号】 No.39

フランク・レクイン
Frank Leuin

ティツィング記念日欧文化交流研究所長

1948年オランダ生まれ。オランダ国立ライデン大学文学博士。ライデン大学日本学韓国学センター研究員を経て、オランダ王立科学アカデミー特別研究員。18世紀東インド会社史専攻。著書『18世紀東インド会社、とくにベンガルにおける職員組織の研究(2冊)』現在『イサーク・ティツィング私的往復書簡集 第3巻』の編集中。
【掲載号】 No.38

クロード・レヴィ=ストロース
Claude Levi-Strauss

文化人類学者

1908(明治41)年、ベルギー生まれ。パリ大学文学部・法学部卒。構造人類学。サンパウロ大学教授、パリ大学高等研究院指導官、社会科学国際学会会長などを歴任。著書『悲しき熱帯』『野性の思考』『構造人類学』『蜜から灰へ』など。
【掲載号】 No.18

クリストファー・P・マッケイ
Christopher P. McKay

NASA研究員

1982年コロラド大学にて博士号取得。NASAエームス研究センター研究員。宇宙物質物理学。太陽系および生命の科学的、物理的進化の研究の第一人者。人類の居住を含む将来火星計画立案にも参画。
【掲載号】 No.33

C.W.ニコル
C.W.Nicol

作家

1940年英国南ウェールズ生まれ。カナダ水産調査局北極生物研究所の技官、同環境局の環境問題緊急対策官、エチオピア シミエン山岳国立公園の公園長など世界各地で環境保護活動に従事。1980年長野県黒姫に移住。1984年から荒れ果てた里山を購入し森の再生活動を始め、2002年にアファンの森財団を設立。2005年、その活動が認められ英国エリザベス女王から名誉大英勲章を授与。著書に『マザーツリー 母なる樹の物語』『勇魚』『裸のダルシン』など。
【掲載号】 No.58

アンドリュー・パーカー
Andrew Parker

オックスフォード大学名誉研究フェロー

1967年イギリス生まれ。オーストラリアで海洋生物学と物理学を学ぶ。オクスフォード大学グリーン・テンプル・カレッジの名誉研究フェロー、ロンドン自然史博物館研究リーダー、シドニー大学教授を兼任。視覚機能の進化とバイオミミクリーの研究に従事。著書『眼の誕生 カンブリア紀大進化の謎を解く』他。
【掲載号】 No.51

クリスチャン・ポラック
Christian Polak

日仏クラブ駐在フランス代表・株式会社セリク代表取締役社長

1950年フランス生まれ。フランス国立東洋文化言語研究所卒業。一橋大学博士課程修了。中央大学講師、在日フランス大使館文化部、立正大学客員教授等のほか、日本政府、東京都の委員を歴任。平成元年、フランス政府より国家功労賞(シュヴァリエ)を受勲。
【掲載号】 No.47

エドウィン・O・ライシャワー
Edwin O. Reischauer

元ハーバード大学教授

明治43年日本生まれ。ハーパード大学卒。東洋学。元駐日米大使。著書『ザ・ジャパニーズ』『日本への自叙伝』『アジアの中の日本の役割』『日本との対話』など。
【掲載号】 No.14

エドワード・G・サイデンステッカー
Edward George Seidensticker

コロンビア大学教授

1921年アメリカ・コロラド生まれ。コロンビア大学、ハーヴァード大学、東京大学で日本文学を専攻。著書『LOW CITY HIGH CITY』『東京 下町・山の手』『Tokyo 東京 RISING』の他、英訳に『源氏物語』『細雪』『雪国』など。
【掲載号】 No.34