「季刊大林」は、建設文化に関わる情報を周辺文化と共に紹介する大林組の広報誌です。
    WEB版では「OBAYASHI PROJECT - 復元と構想」のすべてがご覧いただけます。  


    *「季刊大林」は、公益社団法人企業メセナ協議会により、
    民間組織が取り組むメセナ活動「This is MECENAT」に認定されています。

    No.64「地図」

    地図は、人を未知の世界へと誘い、人はその一枚にワクワクさせられます。
    私たちは、古くは岩に掘られた地図や歴史上の古地図、現代では衛星によるデジタル地図まで、様々な地図によって世界を認知してきました。世界の形や全体像が視覚化されるだけでなく、時には空想の世界が地図上に構築されることもあります。
    本号では、様々な地図を題材に、人々がどのように世界を観ようとしてきたか、何を観ようとしているのかなどを考察します。大林プロジェクトでは、国学者、本居宣長が19歳のときに描いた架空の都市図「端原(はしはら)氏城下絵図」の読み解き、立体復元に挑戦しました。
    (2025年発行)

    グラビア:これも地図?

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    地図とは何か

    森田喬(法政大学名誉教授)

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    地図最前線―現在から未来へ

    若林芳樹(東京都立大学名誉教授)

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    見えている世界、見えていない世界

    大田暁雄(武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科教授)

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    地図を描く少年の夢と孤独

    吉田悦之(本居宣長記念館名誉館長)

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    OBAYASHI PROJECT

    本居宣長の空想都市「端原氏城下絵図」を読み解く

    想定復元:大林プロジェクトチーム

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    シリーズ 藤森照信の「建築の原点」(15) 日本水準原点標庫

    藤森照信 (建築史家・建築家、東京都江戸東京博物館館長、東京大学名誉教授)

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    地図雑学

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    各号では「歴史的建造物の復元」や「近未来の建築や街の提案」を行っています。
    建設の奥深さや可能性に触れてみてください。