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第58回(2017年)BCS賞を受賞しました

虎ノ門ヒルズ(環状第二号線新橋・虎ノ門地区第二種市街地再開発事業Ⅲ街区)

11月17日、第58回BCS賞(一般社団法人日本建設業連合会主催)の表彰式が開催され、大林組が施工した虎ノ門ヒルズ(東京都港区)が受賞作品に選ばれました。

BCS賞は1960年に創設された建築賞で、デザイン性や機能性に加え、企画・設計・施工・維持管理の面で優れている建築物について、その建築主、設計者、施工者の三者を表彰するものです。今年は、全国76件の応募の中から特別賞2作品を含む17作品が選定されました。

虎ノ門ヒルズ(建築主:森ビル、設計者:日本設計、大林組〔地下構造〕)

虎ノ門ヒルズ(建築主:森ビル、設計者:日本設計、大林組〔地下構造〕)

虎ノ門ヒルズは、2014年、東京・虎ノ門地区に完成した地下5階、地上52階建て、高さ247mの超高層複合ビルです。立体道路制度を活用し、建物の地下にトンネル状の道路を整備する市街地再開発事業の中核施設として建設されました。

上層階にはホテル・住宅、中層階にはオフィス、低層階にはカンファレンスや商業施設、緑豊かな屋外空間を備え、地下には環状第二号線が貫通しています。多様な都市機能が積層された複合ビルは、土木と建築を融合させる構造計画をはじめ、最先端のエンジニアリングによって支えられ実現しました。

道路を跨いで地上の重みを支える杭には、節を付け底を広げ、鉛直支持力や引き抜き抵抗力を増大させたナックルウォールを採用しました。さらにブレーキダンパーなどの制震装置を組み合わせて配置し、耐震性を高めています。

今回の受賞では、さまざまな用途の施設に加え緑地、道路までもを取り込み、新たな価値を生み出した超複合積層都市となったことが高く評価されました。

道路の傾斜を利用した立体的なアトリウム。道路との一体化によって生まれる建築上の制約を、変化に富む動線空間として活かしています

道路の傾斜を利用した立体的なアトリウム。道路との一体化によって生まれる建築上の制約を、変化に富む動線空間として活かしています

多目的に利用されるオーバル広場(屋上庭園)。道路上空の人工地盤上には約6,000m²の緑地スペースを確保しました

多目的に利用されるオーバル広場(屋上庭園)。道路上空の人工地盤上には約6,000m²の緑地スペースを確保しました

大林組は今後も、建築主、設計者、施工者間で理解と協力を深めながら、地域を活性化させ、愛され続ける作品の建設に努めるとともに、日本の建築物の質の向上や建築文化の発展に寄与してまいります。