「季刊大林」は、建設文化に関わる情報を周辺文化と共に紹介する大林組の広報誌です。
    WEB版では「OBAYASHI IDEA - 復元と構想」のすべてがご覧いただけます。  


    *「季刊大林」は、公益社団法人企業メセナ協議会により、
    民間組織が取り組むメセナ活動「This is MECENAT」に認定されています。

    No.60「技術者」

    日本の近代化はごく短期間で行われたとしばしば指摘されます。国土づくり(土木)では、それが極めて広域かつ多分野で同時に展開されました。明治政府はこの世界的な大事業を成し遂げるために技術者を養成。その技術者や門下生らが日本の発展に大きな役目を担いました。
    今号は、60号の節目を記念し、国土近代化に重要な役割を果たした「技術者」に注目しました。海外で西洋技術を学んだ黎明期から日本の技術を輸出するようになるまで、さまざまな時期における技術者が登場します。
    時代を築いたリーダーたちの軌跡を見つめ直すことが、建設、ひいては日本の未来を考える手がかりとなることでしょう。
    (2020年発行)

    座談会:近代土木の開拓者

    樺山紘一(東京大学名誉教授、印刷博物館館長)
    月尾嘉男(東京大学名誉教授)
    藤森照信(東京大学名誉教授、東京都江戸東京博物館館長、建築史家・建築家)

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    総論:近代土木の技術者群像

    北河大次郎(文化庁文化財調査官)

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    【古市公威と沖野忠雄】 「明治の国土づくり」の指導者

    松浦茂樹(工学博士・建設産業史研究会代表)

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    【ヘンリー・ダイアー】 エンジニア教育の創出

    加藤詔士(名古屋大学名誉教授)

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    【渡邊嘉一】 海外で活躍し最新技術を持ちかえる

    三浦基弘(産業教育研究連盟副委員長)

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    【田邊朔郎】 卒業設計で京都を救済した技師

    月尾嘉男(東京大学名誉教授)

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    【廣井勇】 現場重視と後進の教育

    高橋裕(東京大学名誉教授、土木史家)

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    【工楽松右衛門】 港湾土木の先駆者

    工楽善通(大阪府立狭山池博物館館長)

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    【島安次郎・秀雄・隆】 新幹線に貢献した島家三代:世界へ飛躍した日本のシンカンセン

    小野田滋(工学博士・鉄道総合技術研究所担当部長)

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    【青山士】 万象ニ天意ヲ覚ル者:その高邁な実践倫理

    高崎哲郎(著述家)

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    【宮本武之輔】 技術者の地位向上に努めた人々

    大淀昇一(元東洋大学教授)

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    【八田與一】 不毛の大地を台湾最大の緑地に変えた土木技師

    古川勝三(愛媛台湾親善交流会会長)

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    【新渡戸傳・十次郎】 明治以前の大規模開拓プロジェクト

    中野渡一耕(地方史研究協議会会員、元青森県史編さん調査研究員)

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    【丹下健三】 海外での日本人建築家の活躍の先駆け

    豊川斎赫(千葉大学大学院融合理工学府准教授、建築士家・建築家)

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    近代土木の開拓者年表

    各号では「歴史的建造物の復元」や「近未来の建築や街の提案」を行っています。
    建設の奥深さや可能性に触れてみてください。