DICTIONARY用語集
炭素税 たんそぜい
炭素税とは、石炭・石油・天然ガスなどの化石燃料に対して、国などが企業や個人の利用における炭素の含有量に応じた税金をかけて、化石燃料やそれを利用した製品やサービスの製造・利用の価格を引き上げることで需要を抑制し、その結果として二酸化炭素(CO2)の排出量を抑えるという経済的な政策手段です。
CO2排出削減に努力した企業や個人にメリットがあり、努力を怠った企業や個人はそれなりの負担をすることになるという、環境保全への取り組みが報われる公平な仕組みだといえます。