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OUR ACTION大林組のカーボンニュートラル

カーボンニュートラルへの取り組みは、社会的課題の解決や持続可能な社会への貢献、そして私たちにとってのビジネス機会でもあると考えています。

大林グループのカーボンニュートラルの取り組み

大林グループでは、Scope1、2、3における削減目標として掲げた「燃料由来のCO2削減」「電力由来のCO2削減」「低炭素資材の採用」「省エネルギー建造物の提供」という4つの戦略と「省エネルギー」「創エネルギー」「CO2抑制・吸収」「木造・木質化」「長寿命化/資源循環」といった5つの取り組みで、積極的にカーボンニュートラルへの取り組みを推進しています。

つくる過程 Scope1+Scope2 46.2%減 つくるための材料とつくったもの Scope3 27.5%減 OBAYASHIの5つの取り組み
  • 省エネルギー
  • 創エネルギー
  • CO2抑制・吸収
  • 木造・木質化
  • 長寿命化
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省エネルギー

2015年にパリ協定が採択され、120以上の国と地域が「2050年カーボンニュートラル」という目標を掲げています。日本においては、2030年に目指すべき姿として、ZEB(ゼロエネルギービル)を基準とする省エネルギー性能が求められています。

大林組は約40年前に世界一(※1)の超省エネビルを建設するなどかねてから省エネに取り組んできました。豊富な実績と確かな技術で調査、診断、シミュレーションからロードマップの作成まで、建物の省エネルギー化を推進し、お客様のカーボンニュートラルに向けた活動をサポートします。

また、建設現場でのCO2排出量削減に向けて、重機の燃費改善、作業のロボティクス化(遠隔、自動・自立化)やICT施工などにも取り組んでいます。

さらに、ZEB認証をはじめとしたさまざまな評価、認証システムの取得支援も積極的に行っています。

※1 室内環境を最適な状況に保ったまま、エネルギー消費量を従来の4分の1以下に抑えることを目的に1982年(当時)世界一の省エネビルとして完成

省エネ、快適性向上への提案(建物設計、省エネ技術)

技術

設備からマネジメントシステムまで、建物の省エネルギー化を実現するさまざまな技術をご提案します。

ZEB化支援

建物用途や特性に応じて、省エネルギー技術の最適な組み合わせをご提案し、地球にやさしく、心地よい建物をプロデュースします。

省エネ建物事例

省エネをはじめとした環境に関する観点から建物を評価する国内外の認証システムがあります。ここでは、建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)、建築環境総合性能評価システム(CASBEE)、建物環境性能認証制度(LEED)を取得した事例をご紹介します。

建設中の取り組み

施工時のCO2排出量削減
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創エネルギー

大林組は、太陽光、風力、バイオマス、地熱といった再生可能エネルギーや、水素エネルギーなどの利用時にCO2を排出しないグリーンエネルギーの活用に積極的に取り組んでいます。現在、国内外40ヵ所、発電容量で約305MWの発電所を商業運転しています。

海外においては、大林組はニュージーランドにおける水素の先行者として知られ、アジア、オセアニア地域でも積極的にグリーンエネルギー事業も推進しています。

事業者としての経験、長年培ってきた知見や技術を活かし、設計(Engineering)から調達(Procurement)、建設(Construction)までをワンストップで行うEPCにより、お客様にとって最適なソリューションを提案します

再生可能エネルギーを活かした事業や技術

水力発電
太陽光発電
地熱発電
風力発電
バイオマス発電
電力調達

水素エネルギーを活かした事業や技術

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CO2抑制・吸収

大林組はCO2排出抑制・吸収に積極的に取り組んでいます。低炭素資材の開発、輸送時のCO2排出抑制だけでなく、森林整備や緑化によりCO2を吸収し、地球環境保護・生物多様性の保全への取り組みも行っています。

CO2排出量の可視化

技術

自然環境技術
(グリーンインフラ)

技術
都市の緑化事例

低炭素資材・建材

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木造・木質化

大林組は、「環境保護・脱炭素」「ウェルビーイング」「地域振興・保全」を目的に、木造・木質化建築に積極的に取り組んでいます。建築物への木材利用は、コンクリートや鉄を減らすことによりCO2排出量を削減し、さらに木材がCO2を吸収して炭素を固定することにより脱炭素に推進します。日本初の高層純木造耐火建築物Port Plusで培った技術力で、さまざまな用途の純木造、ハイブリッド木造、大規模木質建築を手がけています。
また、「使う・植える・育てる」といった森林資源循環の観点から、Circular Timber Construction(サーキュラー・ティンバー・コンストラクション)を掲げ、木造・木質化建築の推進にとどまらず、木材のサプライチェーン強化や循環利用の強化に取り組んでいます。

技術

取り組み

植林・育成
加工・調達
建設
構想
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長寿命化/資源循環

建物のライフサイクルにおけるCO2排出量(LCCO2)削減のため、建物を長く使いストックとしての有効利用が求められています。大林組は建物を良質な資産として残していく方法としてコンバージョンやリニューアルに取り組んでいます。

鉄道や道路、上下水道などの社会インフラの多くは、高度経済成長期に集中的に整備されたため、老朽化が一斉に進んでいます。さまざまな構造物の長寿命化と再生に取り組むとともに、災害に強い街づくりを支えています。

さらに、建材の再利用による資源循環にも取り組んでいます。

コンバージョン
(既存建造物の用途変更)

事例

リニューアル

建築
土木

免震・耐震

建築
事例(免震レトロフィット)

文化的・建築的価値に配慮し、内外観を極力変えずに建物を免震化する免震レトロフィットの事例をご紹介します。

土木

建材のリサイクル・リユース

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