※2019年3月末をもって業務を終了しました。ダイナミック・フロア・システム

コンピュータや精密機械を振動から守る床構造

コンピュータなど重要な設備機器を地震から守る二重床として当社が独自に開発・実用化した技術であり、延べ実績でも後発他社を圧倒しています。システムは建物より充分に長い周期を持つばねと振動を減衰させるダンパー機構を有する免震装置で床組を支持し、この免震装置の効果によって、二重床上に作用する地震動を大幅に低減するものであり、水平振動、上下振動共に免震できます。コンピュータセンターをはじめ、庁舎、病院、防災拠点など、多数の施工実績があります。

特長・効果

1.各建物の構造や設置階など種々の条件に応じて解析を行い、最適な免震床を設計施工できます。

2.コンピュータ、サーバほか重要情報機器の地震時の正常稼働を保てます。

3.既存建物の耐震化、事業継続性の向上に適しています。

4.建物の中で必要な部分のみの免震化が可能です。

5.室内全体にも一部分だけにも任意に対応できます。

6.上下・水平両方向の免震機能を持つ3次元システムと、水平方向のみの免震機能を持つ2次元システムを保有しており、用途、予算に応じた最適なシステムを提供できます。

7.免震ビルとの組合せで使用する上下一方向免震床も実用化しています。

8.上下免震の免震性能を大幅に向上できる長周期タイプです。

工事実績

TBS放送センター
キヤノン本社 F棟、B棟

「ダイナミック・フロア・システム」は大林組の登録商標です。