2025年日本国際博覧会テーマ事業「いのちを響き合わせる」
シグネチャーパビリオン「Better Co-Being」

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コンセプト

Concept

Better Co-Being パビリオンの舞台は、万博会場中央にある「静けさの森」の一角にあります。
人類がデータを分かち合い共創する未来社会。その象徴が森であると構想しました。光や水から有機物を生成し、世界と分かち合う。群体として生態系全体をつなげ、世界を支える。植物と森は、人類がデータを共有する社会への、インスピレーションにあふれています。

屋根も壁もないパビリオン。
その姿で、時代の転換点における、建築の役割を再定義したいと思いました。
森との境界線を引くのではなく、森と溶け合い、響き合うパビリオン。パビリオンの中に立つ来場者一人ひとりが、まだ見ぬ響き合いの時代を思い描くことでしょう。

大林組の取り組み

Our efforts

©HIROAKI MIYATA

宮田プロデューサーの掲げる一人ひとりが輝くことができる「つながる世界」は、大林組がめざす持続可能な社会の実現に向けた取り組みに「共鳴」します。大林組は、パビリオンのゴールドパートナーとして協賛し、大林組の先進的な技術やサービスを提供します。

来場者を共鳴体験へ導くキーマテリアルの提供

大林組のスマートシティの取り組みでは、データを活用したみんなで育てるウェルビーイングなまちづくりを推進しています。

万博では、データを活用して来場者個々の体験による思いを場所でたばねてつなげることで、新たな気づきをサポートし、それぞれの未来へのコミットを共に創る体験を提供します。

スマートシティの取り組みを活かして、パビリオンのテーマである「いのちを響き合わせる」の実現に向けて、Better Co-Beingパビリオンを中心に会場全体で使えるデータプラットフォームやアプリケーションの開発を進めています。

Better Co-Beingパビリオンのトライアルを実施

2014年から大阪の都心部において、歴史的な建物を広く公開し、さまざまな情報を発信することで、大阪の新しい魅力を伝えるイベント・イケフェス大阪(生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪)が開催されています。

イケフェス大阪2022において、Better Co-Beingパビリオンのトライアルとして体験共有アプリ「みんなでつくるウェルビーイング・マップ」を展開しました。

トライアルで得た結果を活かし、シグネチャーパビリオン「Better Co-Being」での体験が、より良いものとなるよう、共創により進めています。

関連ニュース

News

施設概要

Facilities

発注者 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
総合プロデューサー 宮田裕章(慶応義塾大学医学部 医療政策・管理学教室 教授)
建築デザイン SANAA(妹島和世・西澤立衛)
展示・運営 キュレーション:長谷川祐子(金沢21世紀美術館館長)
施工 株式会社大林組

2025年
大阪・関⻄万博について

About Expo 2025 Osaka, Kansai, Japan

2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)は、
2025年4月13日(日)から
10月13日(月)までの
184日間、大阪・夢洲で開催されます。
テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。
2005年に開催された愛・地球博に続き、
20年ぶりに日本で開催される国際博覧会です。