「打ち水」シリーズ
打ち水効果で涼しい都市空間を実現
打ち水効果により、舗装表面、壁面の湿潤状態を保ち、涼しく快適な屋外空間を創り出します。
1.打ち水ペーブ
打ち水ペーブは、都市規模の熱問題であるヒートアイランド現象と、より身近で熱中症の原因となる暑熱環境の悪化を改善する技術です。舗装の温度を下げ、ふく射熱の少ない環境を作り、快適性を向上します。
構造はシンプルで、舗装の下に埋設した給水パイプと導水シートが水を拡散し、揚水ブロックが舗装表面まで水を運びます。最小限の動力で、均一で最適な湿潤路面を作り、気化熱を利用して空間を冷却します。
2.打ち水グラスパーク
打ち水グラスパークは、駐車場や車路用の緑化ブロック舗装で、下面給水による自動潅水機能を備えています。保水性がある専用のコンクリートブロックによって、日射による急激な温度上昇を防ぐことができるほか、車両の通行に伴う摩擦や熱から植物を守り、良好な生育環境を保ちます。これまでアスファルトだった場所を緑化することにより、景観の向上とともに、雨水流出抑制や、工業立地法による緑地面積の確保にも役立ちます。
3.その他のバリエーション
特長・効果
舗装表面の「打ち水」シリーズ
1.効果
●真夏の正午頃には、アスファルト舗装と比べて、10〜25℃の表面温度の低下が期待できます。
●屋上に設置した場合、15〜20%程度の省エネ効果が期待できます。
2.節水・省資源
●下面給水なので無駄な水を使わず、散水と比べて数分の1の水量で稼働することができます。
●給水はタイマー制御で行い、むらのない均一な湿潤状態を、自由な日時設定で持続できます。
3.都市の水循環
●雨水利用、屋上緑化システム、ミスト噴霧などと組み合わせ、都市の水利用を効率よく設計します。
●路面に降った雨は地中へ浸透するので、都市の雨水流出抑制に貢献します(打ち水ロードを除く)。
工事実績
アートヴィレッジ大崎 セントラルタワー、ビュータワー
なんばパークス
イオンレイクタウン(MORI、KAZE)