CFTproΣ

CFT造において高い施工品質を確保するCFT圧入施工管理システム

鋼管にコンクリートを充填して柱として使用するCFT造は、事務所ビルをはじめ、多くの建物で採用されています。コンクリートの充填方法は、鋼管の柱脚部から高流動コンクリートを一気に数十mの高さまで圧入するポンプ圧入工法がとられています。この工法は施工の難易度が高く、高度な施工技術が要求されます。本システムは、パソコンと計測機器をネットワーク化して施工状況をモニタリングするとともに、これまでの当社のノウハウを蓄積した圧入施工の管理を容易に実現するものです。

特長・効果

1.CFT造の圧入工法に使用

●高度な施工技術が要求されるCFT造の圧入施工の管理に適用します。
●従来から管理用として用いてきた計測機器をそのまま使用し、パソコンとネットワーク化します。

圧入口設置の場合
圧入口設置の場合
柱頭部設置の場合
柱頭部設置の場合

2.打設状況をリアルタイムに把握

●圧入高さを計測し、打設数量、圧入速度を表示します。
●鋼管に作用する圧力を計測し、圧入高さと圧力の関係をグラフで表示して、圧入中に過大な圧力が作用しないように見張ります。
●管内カメラを併用することで、パソコン画面上に映像を配信できます。

高さ(柱頭)と圧力(柱脚)の測定
高さ(柱頭)と圧力(柱脚)の測定

3.施工品質の確保に有効

●上下階にパソコンを設置することで情報の共有化が図れます。
●施工後は計測データを基に施工管理結果報告書をすぐに作成できます。

パソコン画面の事例

工事実績

キヤノン化成岩間事業所 D棟 本館(C棟)
北洋大通センター
目黒雅叙園アルコタワーアネックス

「CFT ProΣ」は大林組の登録商標です。