ICタグ排水通水検査システム

ICタグで排水管の通水検査業務を効率化

排水管の通水検査は、配管の接続部や水勾配などに不具合がないかを確認する検査で、設備工事における重要な検査項目の一つです。ICタグ排水通水検査システムは、非接触で情報を書き込みできるICタグを利用し、通水検査の業務効率化と検査の信頼性向上を実現します。
ICタグを内部に挿入したプラスチック製のボールを試験体とし、配管の上流で検査データをICタグに書き込んで水と一緒に配管に流し、下流でデータを読み取ります。これによって排水時間の計測と配管の健全性の判定を自動処理して結果を表示します。

ICタグと熱可塑性樹脂の試験体
ICタグと熱可塑性樹脂の試験体
ICタグリーダ・ライタ
ICタグリーダ・ライタ
排水通水検査システムによる検査作業の流れ
排水通水検査システムによる検査作業の流れ
試験体投入状況
試験体投入状況
試験体回収状況
試験体回収状況
試験結果表示画面
試験結果表示画面

特長・効果

1.検査時間の短縮

●一度に多数の試験体を投入して検査が可能となり、検査時間や手間を大幅に削減できます。
●データの記録/集計を自動的に処理します。
●報告書作成業務が自動化され、検査後すぐに報告書を出力できます。

回収状況表示画面
回収状況表示画面

2.検査結果の信頼性向上

●実施履歴や検査結果を確実に保管/管理でき、データの改ざんも防止します。
●データの記録/集計に人為的なミスがなく、より確実に施工品質を確保できます。
●試験体が配管の途中で詰まった場合の探索が容易に行えます。

検査報告書の例

工事実績

新横浜駅・新横浜中央ビル(キュービックプラザ新横浜、ホテルアソシア新横浜)
北洋大通センター
衆議院新議員会館