VSL-J1永久アンカー工法

建築地盤アンカー工法

建築物の高層化、大深度化に伴う建築物の水圧による浮上り防止、および地震、風による高層建築物の転倒防止対策として、緊張定着をVSL工法とした地盤アンカー工法を開発しました。本体主要構造部材として開発され、実験によって長期耐久性、安全性が検証された、一般財団法人日本建築センターの一般評定取得工法です。防錆機構に優れ、永久構造物として機能します。

VSL-J1永久アンカー配置例
VSL-J1永久アンカー配置例
アンカー詳細図
アンカー詳細図

特長・効果

1.土地の有効利用を促進

●狭い土地や傾斜地にも安全性の高い構造物を構築できます。また、地下空間も有効活用できるため、より自由で有効な設計が可能となります。

2.工期短縮と建設コストダウン

●構造物の地下を深く掘り下げて、基礎にカウンターウェイトを設ける必要がなくなるため根切り深さが浅くなり、工期短縮とコストダウンに貢献します。

3.既存建物の耐震化向上

●既存建物の耐震改修工事の増加により、大地震の転倒防止対策用として有効な設計を可能にします。

工事実績

キヤノン本社 F棟、B棟
表参道ヒルズ
ダイエープロビスフェニックスプール(県立長岡屋内総合プール)