タワークレーンの相棒メカ「スカイジャスター」 突風でも大丈夫。吊り荷を自在に制御します。

スカイジャスターって?

吊り荷の回転を制御し、安全確保や作業効率アップのために活躍しているのが「スカイジャスター」です。
タワークレーンで揚重を行う際には、風の影響やクレーン旋回時の慣性力※1により、吊り荷が空中で回転してしまうことがあります。そのため吊り荷の回転を制御する装置(スカイジャスター)を取り付け、安全の確保や作業効率のアップを可能にしています。
また建設作業に関わらず、製造・物流といった業種でも、重量物をスムーズ・効率的に吊り上げ、移動させる際にも貢献します。

※1 電車が加速すると、乗客は後ろにのけぞります。体を後ろに引っ張るこの力を「慣性力」といいます。

スカイジャスターの主な能力

  • 機械のバランスを正常に保ちます。
    • スカイジャスターの内部には、重たい円盤が高速で回転し、それにより慣性の力がかかるため向きが安定する"ジャイロ効果"の原理によりバランスを保っています。
  • 自由自在に方向転換できます。
    • 自転車の方向を変えるように、リモコンによる遠隔操作で右に傾けると右に自由に旋回します。
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