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DICTIONARY用語集

BEI びーいーあい

BEIとは「Building Energy Index」の略称で、建築物省エネ法において住宅・建築物の一次エネルギー消費性能の基準値として用いられる指標です。再生可能エネルギーを除きBEI≦0.50の場合に、ZEBを達成したと判定されます。

BEIの定義は以下の式で表されます。

BEI=設計一次エネルギー消費量(※)/基準一次エネルギー消費量(※)

※事務機器など/家電等エネルギー消費量(通称:その他一次エネルギー消費量)は除く

BEIは、実際に建てる建物の「設計一次エネルギー消費量」を、地域や建物用途、条件などにより定められている「基準一次エネルギー消費量」で除した値で評価します。

新築される建築物においては、「設計一次エネルギー消費量」が「基準一次エネルギー消費量」以下であれば省エネ基準に適合していましたが、2024年4月から2000m²以上の延べ面積の建物の場合、用途に応じて15~25%の基準の強化が行われ、より高性能のBEI値が定められています。なお、延べ面積や用途に応じたさらなる基準強化が2030年までに予定されています。

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