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DICTIONARY用語集

BELS・ZEB認証 べるす・ぜぶにんしょう

BELS

BELSとは、建築物省エネルギー性能表示制度の略称で、日本における建物の省エネルギー性能を表示する第三者認証制度です。BELSは、建物の省エネルギー性能を一次エネルギー消費量や外皮性能などの指標に基づいて数値化し、5段階(星の数)で評価します。星が多いほど省エネルギー性能が高いことを示します。

最高ランクの5つ星の水準のためには、一次エネルギー消費量基準値に対し、40%(事務所・学校・工場など)あるいは 30%(ホテル・病院・百貨店・飲食店・集会所など)の削減が必須です。

ZEB認証

ZEB認証とは、BELSの最高ランク(5つ星)を獲得した上で、さらに厳しい基準を満たす建築物に与えられる認証です。ZEBは「net Zero Energy Building」の略で、省エネや再生可能エネルギーの活用により、年間の一次エネルギー消費量をゼロにすることを目指した建築物です。ZEB認証には、一次エネルギー消費量削減率により、ZEB、Nearly ZEB、ZEB Ready、ZEB Orientedの4つの種類があります。

ZEB認証は、一般社団法人住宅性能評価・表示協会により登録された BELS認証機関が認証しています。

大林組は、二酸化炭素(CO2)の固定化効果がある木造の仮設現場事務所として日本初となるZEB認証(netZEB)を取得しました。また、グリーン水素の活用や、施工中の脱炭素施策の実証を通じて、CO2排出量の大幅な削減を目指しており、大分県玖珠郡九重町で製造したグリーン水素を活用した水素燃料電池による仮設現場事務所への電力供給にも取り組んでいます。

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