MENU
MOVIES動画で見るカーボンニュートラル

CLTユニット工法の組み立て

中高層建築に木材を活用するための代表的な技術の一つにCLTがあります。

CLTとは、Cross Laminated Timber(クロス・ラミネイティド・ティンバー)の略で、ひき板(ラミナ)を繊維方向が直交するように積層接着したもので「直交集成材」とも呼ばれます。エンジニアリングウッド(エンジニアードウッド)の一種で、木材を人工的に加工・接合した建材です。厚みのある大きな板なので、建築の構造材の他、土木用材、家具などにも使用されています。

大林組が開発した「CLTユニット工法」は、構造材となるCLTパネルの壁と天井を工場でユニット化することで高品質かつ短工期での施工を実現します。

従来の「CLTパネル工法」では、パネルを現場へ運びこんで組み立てていましたが、「CLTユニット工法」では、安定した作業環境の工場で組み立てることにより、製作精度の向上による高品質化と現場施工手間の削減による短工期化を実現しました。

加えて、現場作業員の省人化や工事中の騒音・振動の低減、粉じんの発生の抑制にも寄与しています。

壁・天井・床の四方を囲うのが一般的なユニットの形ですが、「CLTユニット工法」では壁と天井のみで組み立てる形状とすることで高さを抑え、4tトラックで運搬できるサイズ(幅:2m、高さ:2.8m、長さ:6m)に抑えました。

この取り組みを通じて、木材の集合住宅、ホテルなど同じ形状の部屋が連続する建物用途への適用拡大を図ることで、木造建築をより一層普及させます。