SEC・VFRC・瞬結・高強度吹付け

さまざまなニーズに対応するトンネル吹付け工法

トンネル吹付け工法は、近年のトンネルの大断面化や都市域や不良地山での施工、また既設トンネルの補修やリニューアルなどに対応することが求められています。当社では、これらニーズに対応する十分な技術と施工実績を持っており、特に以下に示す工法については、用途、条件に応じて適用することができます。

特長・効果

1.SEC吹付け工法

●骨材の周囲にセメントを付着させ造殻させるSEC(Sand Enveloped with Cement)分離練混ぜ工法により製造したコンクリートを用いる工法です。
●粉塵、リバウンドが減少し、品質および施工性が向上します。

2.VFRC工法

●コンクリート補強用繊維として有機合成繊維のビニロンファイバーを混入した吹付けコンクリート(Vinyl Fiber Reinforced Concrete)工法です。
●曲げ靱性などの強度や耐久性が向上します。

3.瞬結吹付け工法

●急結剤に瞬結性のアクリル酸金属塩を用いたポリマーセメントコンクリートを使った工法です。
●瞬結性があるため初期段階の支保効果が向上します。

4.高強度吹付け工法

●①高強度用セメントおよび急結剤を用いる工法と、②混和材に高炉スラグ微粉末を用いる工法があります。
●高強度化により支保効果が向上します。

SECコンクリートの練混ぜ状態
SECコンクリートの練混ぜ状態

工事実績

第二阪奈有料道路阪奈トンネル
新東名高速道路清水第四トンネル
新東名高速道路島田第一トンネル上り線
北陸新幹線飯山トンネル(板倉)他1