Giken便り

2022/07/12

3Dプリンターと
ロボット打設による
自動化施工システム

プレキャストコンクリートブロックの自動化施工(吹き付け方式)2022071220.png

大林組は、セメント系材料を使用した 3D プリンターによる外殻製造技術と、コンクリートの吹き付けまたは流し込みをロボットにより行う技術を用いた、コンクリート構造物の自動化施工システムを開発しました。
上図は、プレキャストコンクリートブロックの自動化施工のうち、吹き付け方式の概要図です。

開発担当者のコメント:生産技術研究部 石関嘉一研究員
コンクリート施工では、型枠の組立・解体や打込みなど多くの作業が人力で行われているため、人力作業を削減することで快適な作業環境を構築できると考えています。そこで、2018年から型枠の省力化を目的に、セメント系3Dプリンターや吹付けコンクリートを用いた自動化施工を検討してきました。今回、コンクリート施工のほぼ全てをロボットにより自動化しました。今後はさらなる自動化を目指し、快適で魅力ある建設環境を構築していきます。

詳細は、以下のURLでご覧いただけます。
https://www.obayashi.co.jp/news/detail/news20220712_1.html

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