DICTIONARY用語集
カーボンニュートラル かーぼんにゅーとらる
カーボンニュートラル(Carbon Neutrality)とは、二酸化炭素(CO2)をはじめとする温室効果ガス(GHG:Greenhouse Gas)の「排出量」と「吸収量」を均衡させることをいいます。

人間の産業活動や一般生活によって排出される温室効果ガスの「排出量」を減らし、植林、森林管理などによって吸収される温室効果ガスの「吸収量」を増やすことで、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにするというものです。
カーボンニュートラル達成のためには、温室効果ガス排出量を削減するとともに、太陽光、風力、水力、地熱、バイオマスなどをはじめとした再生可能エネルギーを活用することや、森林管理の強化、CO2を回収して貯留する技術の導入などさまざまな対策を総合的に組み合わせることが必要となります。
大林組では、Scope1、2、3における削減目標として掲げた4つの戦略「燃料由来のCO2削減」「電力由来のCO2削減」「低炭素資材の採用」「省エネルギー建造物の提供」と、5つの取り組み「省エネルギー」「創エネルギー」「CO2抑制・吸収」「木造・木質化」「長寿命化/再資源化」で、積極的にカーボンニュートラルを推進しています。