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DICTIONARY用語集

SBT(またはSBT認証) えすびーてぃー

SBT

SBTとは、Science Based Targetsの略称で、パリ協定(世界の気温上昇を産業革命前より2℃を十分に下回る水準に抑え、また 1.5℃に抑えることを目指すもの)が求める水準と整合した、5年~15年先を目標年として企業が設定する、温室効果ガス(GHG)排出削減目標のことを指します。日本語では「科学的根拠に基づく目標」と訳されます。

SBTが削減対象とする排出量は、事業者自らの排出だけでなく、事業活動に関係するあらゆる排出を合計した排出量であるサプライチェーン排出量(スコープ1+スコープ2+スコープ3)の削減が、SBTでは求められます。

SBT認証

SBT認証とは、企業がパリ協定に準じた温室効果ガスの排出削減目標を設定していることを示す「国際認証」です。

SBT認証は、CDP、UNGC(国連グローバルコンパクト)、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)の4つの機関が共同で運営しています。

2024年10月時点で、SBT認定取得済み企業は世界で6,466社、そのうち日本企業は1,296社です。業種は世界的には食品企業が多く、日本では電気機器、建設業が多くなっています。

大林組は、2022年10月にSBT認証取得しており、サプライチェーン排出量のうち、スコープ1とスコープ2について2019年度比で46.2%の削減、スコープ3については2019年度比で27.5%の削減を目標としています。

つくる過程、zつくるための材料とつくったもの
CO2排出削減策 ロードマップ
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