建物内外の気流解析

建物周りの気流と風力換気効果の予測

建物の開口部から流入する気流は、開口部が大きい場合、室内の気流分布を大きく左右するとともに室内圧が変化し、屋根の風荷重にも影響を与えます。一方で風力や温度差による自然換気は、夏季の室内空調負荷を削減します。ここでは数値流体計算により、建物内外の気流分布を予測します。

曲面を持つ屋根に覆われた駅舎プラットホーム上を通過する気流分布
曲面を持つ屋根に覆われた駅舎プラットホーム上を通過する気流分布
風向による流れ場の違い(瞬間分布)
風向による流れ場の違い(瞬間分布)
プラットホーム上の平均風速分布(軒高風速で無次元化)
プラットホーム上の平均風速分布(軒高風速で無次元化)

特長・効果

1.一般化曲線座標の使用による複雑な形状をした構造物周りの格子を形成します。

2.LESもしくはRANSによる乱流場の予測ができます。

3.非等温計算による浮力を伴う気流分布の予測ができます。

工事実績

京セラドーム大阪(大阪ドーム)
ジーニス大阪
いわき平競輪場(メインスタンド、バンク)
大阪駅新北ビル
東京スカイツリー®