Obayashi-Dam Innovative Construction Technology
大林組 ダム情報化施工技術
「ODICT®」
建設業においては、技能労働者の高齢化や、新規入職者数の減少による労働力不足が大きな課題となっています。特にダム建設工事は、工事規模が大きいため多くの技能労働者を確保しなければならず、担い手不足が深刻化しています。
そこでダム建設工事の安全性および生産性向上と品質管理高度化をめざして、長年のダム建設にて蓄積してきた施工技術とデジタル技術を融合させたダム情報化施工技術を「ODICT(Obayashi-Dam Innovative Construction Technology:オーディクト)」に集約しています。
| 安全管理 |
リアルタイム体調管理「Envital®」 CPS(Cyber Physical Systems)とGNSSヘルメットによる 安全管理システム |
基礎掘削 |
ドローン写真測量 マシンコントロール 汎用遠隔操縦装置「サロゲート®」 岩盤評価システム 土工CPS |
| 盛立 |
運土管理と工事車両の安全管理「トータル運行管理システム」 盛土の施工、品質管理「αシステム」 ロックフィルダムの盛立データ管理「転圧管理システム」 |
CSG |
CSG大量製造設備「大容量連続ミキサDKP-Ⅵ」 |
| コンクリート |
赤外線カメラを用いた車両管理システム 骨材の表面水を正確に補正「コンクリート製造名人」 ダム型枠自動スライド コンクリート施工管理システム ケーブルクレーンを自動化「ダムコンクリート自動運搬システム」 タワークレーン自律運転 ダムコンクリート締固め判定システム グリーンカットマシン自動化 AIによるコンクリート表面の判定(打継面処理) |
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| リニューアル |
岩盤PSアンカー 堤体PSアンカー |
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| 維持管理 |
水中点検ロボット「ディアグ®」 堆砂土砂の対策「移動式吸引工法」 |
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| 施工全般 |
3次元モデルによる情報管理「BIM/CIM」 複数建機の自動・自律化「統合施工管理システム」 |
PROCESS
▼ ダム建設の各プロセスで活躍する大林組のさまざまな技術を紹介します