2022/09/05
2022年日本建築学会
奨励賞を受賞
生産技術研究部の酒井正樹研究員が、「中性化後の鉄筋腐食の進行を考慮した RC 造建築物の耐久性評価に関する研究(その1)」で、2022年日本建築学会奨励賞を受賞しました。この賞は、会員が近年中に発表した、建築に関する論文等の業績から、独創性・萌芽性・将来性において優れたものを表彰するものです。
受賞者のコメント:生産技術研究部 酒井正樹研究員
都心の狭あいな敷地で建築物の建替えを検討する場合、既存地下躯体を再利用することでコスト削減や工期短縮に繋がる場合があります。また、既存ストックの有効利用はSDGsの観点からも有益です。
本技術は、再利用する既存躯体の耐用年数について、従来よりも合理的に評価できる方法を提案しました。材料耐久性の研究は多大な時間と労力を要しますが、地道な実験結果が実を結び、高い評価を受けられたことを嬉しく思います。
詳細は、以下のURLでご覧いただけます。
https://www.aij.or.jp/images/prize/2022/pdf/6_award_007.pdf