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DICTIONARY用語集

ネイチャーポジティブ ねいちゃーぽじてぃぶ

ネイチャーポジティブとは、生物多様性を含む自然生態系の損失・崩壊を食い止めるだけでなく、回復させていくことを意味している言葉です。

2030年までに自然の損失を食い止め、反転させ、2050年までに完全な回復を達成することを目指す社会目標として注目されています。

生物多様性は経済価値創出を支える「自然資本」といえます。私たちにとって自然生態系の崩壊は、社会生活を営むうえで大きな損害となります。

大林組は、自然関連財務情報開示タスクフォース(Taskforce on Nature-related Financial Disclosures:TNFD)」の理念に賛同し、その活動を支援する「TNFDフォーラム」に参画しています。

TNFDは、気候関連財務情報開示タスクフォース(Taskforce on Climate-related Financial Disclosures:TCFD)に続く環境分野の非財務情報開示の枠組みとして2021年6月に設立された国際イニシアチブです。

自然環境や生物多様性に関する企業のリスク管理と開示のフレームワークを構築し、世界の金融の流れを自然にとってマイナスの結果から自然にとってプラスの結果へとシフトさせることで、2030年ネイチャーポジティブの実現を目指しています。

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