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Interview 01
シリコンバレーで最先端技術を体感。
建設業界のさらなるDXに挑む
Interview 01

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井田 慎太郎
Shintaro Ida
  • 2017年入社
  • 生産技術研究部所属

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大林組を選んだ理由は?

Q1
学生時代は工学分野に在籍していました。その中で、大学における学問的な研究ではなく、実践的なフィールドで研究をしたいと思い、研究環境が整っていて、さまざまな現場での実証・データ収集が可能なスーパーゼネコンを志望しました。大林組には社内で一丸となって開発しようという気概を感じていたこともありますが、研究員も現場を体験できる機会が豊富なことが魅力でした。例えば、入社して最初の1年は私も晴海にある48階建ての集合住宅の工事事務所で実際に働いて、身をもって現場を体感しました。エンジニアリングはトライアンドエラーの繰り返しです。そのため、現場で経験を積める機会があることが重要だと、今でも改めて感じています。

現在どのような研究に
取り組んでいますか?

Q2
interview interview 入社してからは自己位置推定技術による移動型ロボットの開発、画像処理AIなどに携わっていました。そして、2021年10月から米国の非営利研究機関であるSRI International(SRI)と日本の野村ホールディングス株式会社が提携して立ち上げたNomura-SRI Innovation Center(NSIC)のプログラムに参加するためシリコンバレーに赴任しています。現地ではSRIの研究者から最先端のデザインやインキュベーションを学んだり、米国のベンチャー企業と交流をしたりしています。実はシリコンバレーにおける大林組の存在感は大きく、現地にコーポレートベンチャーキャピタルと実験施設があり、周辺に複数子会社もあります。私が普段業務をするオフィスはシリコンバレーのど真ん中にあるのですが、日本では出会えないマインドセットの違う方々から直に学べるのは新鮮です。そのまま日本に持ってきて成功するかどうかは分かりませんが、自分の見識が広がっていることを実感しています。

今後チャレンジして
みたいことは?

Q3
interview interview シリコンバレーにはスタートアップ企業がたくさんあって、アイデアからビジネスにしていくのがとてもスピーディーなんです。課題、ニーズの発見から、それに対応する技術の開発が圧倒的に速く、新しいサービスが次々と生まれていきます。私もそういった姿勢を取り入れてさらに勉強しなければいけないと思います。将来的には施工だけではなく、建築のライフサイクル全体にDXを拡大し、必要なデータを管理できる社会の実現をめざしたいですね。建設業界におけるDXはまだまだ課題がありますが、幅広い人たちと交流することで、いろいろなところから解決の着想を得られるのかなと思っています。

学生へのメッセージを

Q4
現在、建設業界は、働き方改革やDXの波が押し寄せている最中です。シリコンバレーに赴任して半年が経ちますが、さまざまな分野で変革が迫られている局面であると実感する毎日です。私個人の希望でもありますが、建設業界のオープンイノベーションはさらに進んでいくと思います。こういった時代の流れに乗り遅れないよう、一緒に新しいものをつくっていきましょう。

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