Interview
05
多様な専門家と充実の実験設備。
理想的な環境で研究に打ち込む
理想的な環境で研究に打ち込む
Interview
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廣瀬 榛名
Haruna Hirose
- 2017年入社
- 地盤技術研究部所属
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大林組を選んだ理由は?
Q1
大学時代は建築を専攻していました。大学4年生の時に基礎地盤研究室に入り、大学院を卒業するまでは杭の耐震性能評価に関する研究をしていました。大林組を志望したのは設計・施工といった実務を学び、より人の役に立つ研究をしたかったからです。また、充実した実験設備やさまざまな分野の専門家がいることなど、研究環境が整っていることも大きかったです。技術研究所がある場所は緑が多く、自然を感じながら働くことができる環境も入社を決めた理由の一つでした。執務室には自然光が入ってきて、四季折々で変化するけやき通りや芝生が見える景色も心地良く感じています。
現在どのような研究に
取り組んでいますか?
Q2
新入社員だった2017年は研修で高輪ゲートウェイ駅新築工事の現場でお世話になりました。複雑な屋根を施工するために仮設の足場を組むのですが、その足場をどう配置していくかを決め、職人さんとつくり上げていったことが印象深かったです。2018年からは技術研究所に配属され、杭の耐震性能評価を中心に研究をしてきました。現在は自分で提案したテーマの研究がメインとなっていて、既存杭の撤去埋め戻しに関わる研究に取り組んでいます。都会で建物を建て替える際、既存の建物を解体してから新築工事を行いますよね。その際、既存の杭を引き抜いて埋め戻した地盤が新設の杭に与える影響を把握する研究になります。近年、さまざまな建築物の建て替え需要が増えてきており、これらの施工時に遭遇する課題のため日々学ぶことが多く、やりがいを感じています。
今後チャレンジして
みたいことは?
Q3
会社で必要とされる技術開発をすることで、社会にも貢献することが夢です。ゼネコンは非常に多くの物件の実務に携わる機会があり、研究者でも建設業が抱えているさまざまな課題に対して実務に近い視点で考えることが求められます。例えば、建設業界では人手不足が問題になっているため、いかに工事の生産性を向上させられるかが重要になります。自分の専門の杭の分野でも、より効率的に作業できる方法を考えていきたいです。最終的には杭を打たなくていい工法を開発できれば良いと思いますが(笑)、まずは杭のプロフェッショナルとして活躍していきたいですね。
学生へのメッセージを
Q4
研究所にとって一番の財産は人だと思っています。技術研究所には幅広い分野の研究者がいるため、何でも相談できるとても恵まれた環境です。なので、これから入社する皆さんも、一人の専門家となっていってほしいです。私も応援します。もちろん、私自身もより成長できるように日々の業務に取り組んでいきたいと思います。
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