国を動かし、時代を動かす、建設の仕事。
私たちは、創業130年の歴史のなかで培われた技術を活かし、人々が生活していくうえで必要不可欠な社会基盤、都市の象徴となる建造物、さらには都市全体の未来を創造する都市開発などを手がけてきました。今後も「建築」「土木」「開発」そして「新領域」という４つの事業を柱に、社会の安全・安心に向け、事業を進めていきます。
「ゼネコン」って何？
General Contractor
ゼネコンとは、
私たちの生活の根底を支えている総合建設会社です
私たちの生活の根底を支えている総合建設会社です
ゼネコンとはGeneral Contractorの略で、直訳すると総合請負者となります。一般に土木・建築工事を請負契約により行う大手の総合建設会社のことを指します。ゼネコンが建てるものにはさまざまなものがあり、オフィスビルや高層マンションをはじめ、官公庁、ホテル、学校、医療施設、商業施設など私たちに身近なもの、道路、トンネル、橋、ダム、物流施設などの社会インフラを支える大規模なもの、さらには街全体をつくりあげる複合開発を行うこともあります。このように、ゼネコンは私たちの生活を支えるあらゆる建物、インフラをつくることに関わっています。
建設業界の構造について
〜さまざまな業種が力を合わせて一つの建物をつくる〜
〜さまざまな業種が力を合わせて一つの建物をつくる〜
ゼネコンの仕事は建物やインフラを建設することですが、そのすべてをゼネコンだけでつくっているわけではありません。ゼネコンは発注者の建設計画を受け、企画提案をし、競争入札を経て工事を受注すると、専門工事会社などの協力会社と連携してプロジェクトを進める指揮者の役割を担います。発注者から工事を直接請け負い、工事全体の取りまとめを行うのがゼネコンです。
ゼネコンの仕事の魅力
General Contractor
これ以上ない社会貢献性
橋、道路、鉄道、トンネル、オフィスビル、学校、病院、ホテル、商業施設・・・人々が生活していくうえで必要な社会基盤は建設会社の仕事によって生み出されています。人々の生活を根底から支えている産業と言っても過言ではありません。自分の携わった仕事が、自分の子ども、孫の世代まで社会を豊かにしていくことができるものづくり、この社会貢献性の高さこそがゼネコンの最大の魅力です。
世界で一つだけのものづくり
工場での大量生産とは異なり、ゼネコンのものづくりはその土地固有の一品生産です。その土地の地形、地質、気象など、現場を取り巻く諸条件は工事ごとに異なるので、その都度、それぞれに最も適した工法、材料、機械などを選定し、世界で一つだけの建設物をつくり出します。
モード学園スパイラルタワーズ
大阪ステーションシティ
東京湾アクアライン
桁違いの巨大組織を率いるやりがい
一つのプロジェクトに携わる建設技能者の数は、多い時には数千人になります。その道のプロ集団である技能者たちをまとめ上げ、信頼関係を構築することができるかがプロジェクトの成否に直結します。桁違いの巨大組織を率いてプロジェクトのマネジメントをするやりがいは、ほかでは味わえないゼネコンの醍醐味です。
大林組の事業内容
Our Business
建築事業
ビルやマンション、学校、病院、駅、工場そしてスタジアムにいたるまで幅広い用途の建物を建設し、より豊かな社会を築く建築事業。免震、制振技術による災害に強い建物の提供、省力化・短工期化工法の開発などを通じて、社会の安全・安心に貢献しています。近年は自律施工機械、ICT・AIを活用した次世代の設計・施工管理システム、安全・品質の管理手法の構築を社外の企業などとも連携し、推進することで、多様化する社会のニーズに応えています。
土木事業
道路、橋梁、地下鉄、トンネル、ダムなど、人々が生活していくうえで必要不可欠な社会基盤を支える土木事業。数十年社会を支え続ける建造物に関わることも多いこの事業では、長期的に社会全体をとらえる視点、自然と調和するという考え方が重要です。近年では、老朽化したインフラの大規模更新など、社会の要請に応じた事業に携わっています。
開発事業
建設事業で蓄積してきたノウハウを活かし、自らのアイデアを加えていくことで都市の未来を創造していく開発事業。企画から建設、そして事業化までをワンストップでプロデュースしていくため、大林グループが持つ高い技術力を最大限に活かしたまちづくりをすることが可能です。近年では、タイ・バンコックでの大型開発事業「O-NES TOWER」が着工するなど、国内だけでなく、海外でも不動産事業を拡大しています。
新領域事業
４本目の収益基盤の柱として再生可能エネルギー、アグリビジネス、PPPなど、建設・開発以外の事業領域に挑戦している新領域事業。2012年に建設業で初めて太陽光発電事業に参画しました。2017年には風力発電事業、2018年にはバイオマス発電事業において売電を開始し、現在は全国で30ヵ所の発電施設が稼働しています。近年では、秋田県北部一般海域における、国内最大級の洋上風力発電の事業化に向け、環境アセスメントなどの開発可能性の調査などを着実に進めています。