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森林と共に生きる街
「LOOP50」建設構想

日本の国土のおよそ
7割は森林であり、
その面積は2,500万haに及ぶ。

森林は土壌を育み、
森林土壌は水を貯え、
浄化し、ゆっくりと川へ流す。

LOOP50

この森林の多面的機能を発揮させるためには、
保全による循環の促進が必要だが、
需要の低下や林業の衰退によって、
日本では放置される森林も目立つようになった。

大林組は、
この豊かな森林資源を最大限に有効利用し、
持続可能性と魅力ある暮らしを両立する
中山間地域の街を構想した。

それが
「LOOP50」だ。

木の成長に合わせて伐採し、
伐採した木材量に応じた建物をつくっていく。

具体的には、地域の森で
50年かけて成長した木を使って毎年1区画を増築。

同時に50年が経過し住居としての役目を終えた1区画は解体し、
街のエネルギー源として活用する。

エネルギー棟
増築
解体
森からの材木
解体による廃材
エネルギーの分配

森林資源だけで
循環する街。

50年ごとに森林と共に
循環しながら成長する、
新しい共生の思想である。

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LOOP50 コンセプト

2020(令和2)年3月には、
「LOOP50」の実現に向けて、

OY PROJECT

柱、梁などの構造部材をすべて木材にした日本初の高層純木造耐火ビルの建設工事に着手。
(2022年3月完成予定)

このほかにも大林組は、
持続可能な社会の実現に向けて、
二酸化炭素の排出抑制につながる
さまざまな取り組みを行っている。

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「LOOP50」は
循環型社会の
理想形の一つだ。

その実現は
世界の持続可能性にも
つながっていくだろう。