❶ 大井地区トンネルとURUP工法

大井地区トンネルとは?

工事概要

中央環状品川線大井地区トンネル工事は、中央環状品川線のうち、大井ジャンクションから本線トンネル間に、区間延長730mの自動車専用道路(橋梁部、擁壁部、トンネル部)と換気所下部工を構築する工事です。そのうち、大橋方面550m、大井方面336mの区間にURUP工法を採用しました。

●工事件名:中央環状品川線大井地区トンネル工事
●発注者:東京都建設局
●工事場所:東京都品川区八潮
●工期:平成20年6月〜平成24年1月
●主要工種
・トンネル部:シールド工
 工法:泥土圧シールド工法(URUP工法)
 シールド外径:φ13.6m
 セグメント径:[外径]φ13.4m、[内径]φ12.5m
 シールド延長:886m[336m(大井)、550m(大橋)]
・換気所:ニューマチックケーソン工法
 躯体形状:[外面]38.5m×34.9m、[内空]32m×27.9m
 掘削深度:43.7m
 掘削土量:約67,000㎥
 コンクリート:約35,000㎥
・擁壁・カルバート部:開削工法
 擁壁延長:265m[205m(大井)、60m(大橋)]
 カルバート延長:80m
 掘削土量:約32,000㎥
 コンクリート:約13,000㎥
・橋梁区間:二径間PC橋梁
 橋長:60m
 橋脚:3基
 基礎杭:13本(φ1.8m、L=約24m)

工事位置図
工事位置図
工事概要図
工事概要図

CGでみる「大井地区トンネルができるまで」(無音声)